今朝、久々にワイドショーを見ました。ここ最近は起きるのが遅くて見逃していたのと、政治がまたチープになってきて面白くないから…というより、見ているとイライラするから敬遠してたんです。でも、朝の地震のせいか、今日はいつもより早くも目覚め、久々にゆっくりとワイドショーを見ました。

フジの特ダネで、卒業シーズンにあわせたネタで出演者の学生時代の話をしていました。結構、好感を持っていた中年のコメンテイターが、「男子校だったからたいした思い出がない」というセリフも引っかかるといっちゃ引っかかるんだけど、まあいい。続いて、アナウンサーから第２ボタンを欲しいと言われたことはないんですか？と聞かれ「そんなことがあったら気持ち悪い」と吐き捨てたんですね。なんだこいつはテレビでは正当派、優等生を気取っていて、実は意外といびつ人間なんだと暴露してくれました。

自分にとってはイレギュラーでも、ある人たちにとっては彼のその態度がイレギュラーなわけです。飲み屋でのやりとりならまだしも、公共のいっぱしのコメントを吐く人間としてはもう少し考えて発言すべきでしたね。だいたい同番組にピーコだって同じコメンテイターとして出演しているんだからさあ。ちょっと機転をきかせて「そんなことがあったら人生、薔薇色に変わっていたかもしれませんね(笑)」ぐらいのウィットさを見せてくれてたら、好感度が倍増してたのに…。

やっぱり人って、個人的な事柄を不意打ちされるとおもわず『素』が出ちゃうんですね。