みなさん、昨晩の『トップ･ランナー』を見ましたか？

残念ながら、ゲイ･レズビアン、多様性などの下りは一切カットされていましたね。この下りはレスリー本人から聞いていたものなので、間違いはないのですが、NHK側の判断、構成上、特に入れなくても大丈夫、もしくは多方面に影響があるとまずいと考えたのかもしれませんね。紹介された作品もNHKらしさからはみ出したものではなかったので…。

トップ･ランナーが多様性を訴えることがどれだけ意味があることか、多様性を削除することがどれだけ彼の作品の理解を薄めるのかを、あまりわかっていないようですね。同性愛を丁寧に扱った『ハートをつなごう』を放映している局なだけに、とても残念でした。

それ以外に関しては、レスリーの歩みが簡単にわかってよかったです。仕事がら撮影のやり方がかなり気になっていたのですが、なるほど、と思わせる、レスリーらしさが表れていましたね。

特に印象的だったのは、同じ人を何度撮影しても飽きることはないという話し。モデルとのコミュニケーションが一番大事であること、そして被写体をリスペクトするという気持ち、全てに感謝するという心持ちです。

これらは当たり前のようでなかなかできる人はいないのではないでしょうか？それに写真は写る人全ての存在が大切、指使いがポイントなんです、とは勉強なりました。

ただ、緊張からか、しゃべりはいつもの半分ぐらいの速度で、レスリーの弾丸トークが炸裂していなかったのは楽しさが半減したかもしれません。

さあ、バディではNHKでカットされた部分に言及して、のびのびとしたインタビューをお届けします。もうしばらくお待ちくださいね！