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こんにちは。元気ですか?調子はどう?欲張ったり!怒ったり、悲しんだりしてませんか? さあ、少欲知足でいきましょうw。

Category: コラム   Tags: ---

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運慶展

昨日は念願の運慶展に行ってきました。開催はあと1週間ということもあり、この日を逃すともう行けないと感じ、金沢文庫まで足を運びました。自宅からは1時間ぐらいの場所です。

運慶

休日はやはり人が多い。じっくりは見られないので各仏像を遠方から3回鑑賞しちゃいました。

運慶とは、鎌倉時代初期に活躍した仏師。東大寺の南大門仁王像などが有名ですよね。今から800年ほど前の人物と作品です。

実は運慶の真作は数えるほどしか存在しておらず、今回の展示では7つの仏像が展示され、これだけの作品が一同に介するのは今までなかったことなんですね。

作品はどれも小ぶりで、荒々しさというよりは緻密で穏やかな印象が残りました。

今回の目玉は奈良・円成寺の国宝・大日如来。あと、海外のサザビーのオークションにかけられ、12億円ほどで落札されたあの大日如来像もお目見え。まあ、いろいろあるけど、僕は愛知の帝釈天立像が艶やかでかつ繊細で気に入りました。

彫り跡ひとつ見ても運慶の息づかいを感じるようで、仏像という神聖な聖域にも関わらず、人間らしさを感じるわけです。ここが写真で見る仏像と実物を見る仏像の在り方の違いだと思っています。

こうした仏像展でいつも気になることは、やはり仏像はもともと安置された場所で見るのが一番だということです。拝むことのない、美術品としての仏像は本来の姿とはかなりかけ離れているわけです。

一歩引いて、ただただ鑑賞するためだけに群がる見物人を見ていると、なんだか滑稽に思えたりもするんですよね。

いろいろと感じ、あわただしさが目立った休日でした。

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プロフィール

健太郎

Author:健太郎
劇団、旅行会社を経て、1997年10月、テラ出版入社。以後、バディ一色で18年目に突入。いつの間にかバディ最古参の居候エコエコ~なアザラク社員になってしまいました(笑)。フレーフレーテラ出版んっ!

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