今日は、編集全員と営業のヒロくんが出社して仕事をしていました。

編集は原稿をまとめてまずはデザイナーに渡さなければ何も始まりません。もちろん、雑誌の発売日は全くズレませんから、それから逆算して各日程が決まるわけです。なので、その始まりのデザイナー渡し日も自ずと決まるわけですが、その予定もなかなか厳守できないのが現実。で、締め切りが守れなければ、当然、デザイナーの作業期間が削られるというわけで、そうなるとクオリティの問題になってくるわけですね。

デザイナーからは「デザインする時間がないから…細かい要望はムリ」と吐き捨てられるわけです。編集もある程度の時間をかけて内容のあるものを作りたいけれど、種々の締め切りが不動に立ちふさがる。他のページも作らなければならないし…となると、なかなか思う通りのページは仕上げられないという、これまた、辛い現実があるわけです。

でも、ここでまたややこしいのが、早く原稿を上げても、全てのデザイナーが、その早い分を生かすか？といったらそんなこはなく、ギリギリまで動けない体質の人もかなりいるわけです（これはどんな部署にも言えること）。

こうなると、バランスの問題です。 全体を見て、ひとつひとつ適材適所に仕事を振れるかどうか。全体が見えなければドミノ倒しのようにバタバタと駒が倒れて取り返しのつかないことになってしまいますからね。ふぅ～。

こんな格闘を12年もしていれば、さすが生え際と髭は白くなりますよ(笑)。ある意味、心を掻き乱す精神戦ですからね。

というわけで、今まさに、締め切りとの闘い真っ最中なわけです。闘う男は…カッコいいかもですが、闘うおかまちゃんは…、さあ、どうなんでしょうかね？