世界のゲイ・ニュースをチェックしていたら、スゥエーデンの玩具メーカーの性別に関するネタが上がっていました。

子供の玩具を男女区別することなく、広告を作ったのが国内大手のトップトイというメーカーらしい。キティちゃんの玩具の広告に男の子モデルを使用したり、機関銃の玩具を女の子に持たせたりと、イメージとは真逆に置き換えているようなんですね。




確かにスゴイ、さすが、性差をなくす取り組みが進むスゥエーデンならではのことと感心。でも、全く逆にすると、それはそれで、なんだか違和感ないのかなあ？　おそらくどれも男の子も女の子も出てくる広告にするのが一番なのでは…と思ったりもしました。

そういえば、日本ではもうお馴染みのIKEAですが、スゥエーデン本国のカタログには、男女のみならず、ゲイカップルが登場するページもあるんだから、ホント、恐れ入りますよね。その流れで、ぜひ、日本のカタログにも…と思っても、そこはどうやら難しい話のようです。





日本在住の欧米のゲイは、比較的、恋人同士が街なかでハグしたり、キスをすることを当たり前に考えていたり、それをしない日本人恋人に、疑問を投げかけたりします。昔もあったけど、ここ最近でもその話題でいろいろ話を聞きました。

何度も語り尽くされているネタでしょうけど、とりあえず、日本はハグやキスを挨拶のようにする文化圏ではないこと、世間体やモラルを重んじるきらいがあることなどを、説明しても、納得しない外国人も多い。「DO NOT BE SHY」「わまりは関係ない、自分たちの問題でしょう？」って言われても、ちょっと違うんだよね。

でも、 一連のことを考えると、日本が置かれているLGBTの環境も、前向きなんだか後ろ向きなんだか、いまいちハッキリしませんね。