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こんにちは。元気ですか?調子はどう?欲張ったり!怒ったり、悲しんだりしてませんか? さあ、少欲知足でいきましょうw。

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Jエドガーのゲイライフ!?

昨日、現在公開中のJエドガーを見てきました。クリント・イーストウッド監督、デカプリオ主演の史劇です。

エドガー

もちろん、話題の同性愛シーンが気になっての鑑賞だったのですが、思ったほど過激なシーンは少なく、撮影前からデカプリオの恋人・トルソン役のアーミー・ハマーが何度でもレオ様とキスする覚悟ですなんて宣言してた割には…てな感じです(もしかしたらカットされたのかもしれませんが)。成り行きで強引に1回と、優しく額に1回の計2回のキスでした。

内容は、ざっくりいうと、アメリカのFBIの基礎を作り、その地位を向上させ、40年近くも大統領も手の出せない権力を牛耳っていたFBI長官、Jエドガー・フーバーのお話です。きっとアメリカ国民では知らない人がいないぐらいの有名人なんでしょうね。

一部の映画レビューのように、どうして悪人(一見)をピックアップし、そこに同性愛や女装ネタを組み込むのか?監督が何を見せたいのかわからない…という意見もそれなりにわかります。確かに、前半の強腕ぶりからすると後半の上記のネタはあまりにも落差があるかもしれませんね。人間的な弱い部分を見せたいのはわかるけど、一般的観客はマザコンまでは許るせても、それ以上のものを彼に望んでいないのかもしれません。

エドガー家族

とはいえ、僕からすれば同性愛的シーンの描き方はかなり控え目でものたりないんだけれど、当時の境遇を考えればあたりまえなんですよね。同性愛が差別され、あってないようなものだったし、Jエドガーはアメリカの治安を守るトップのリーダーなんだから隙は見せられない。あれがおおぴろげにメロドラマ風に描かれていたら、現実味がなくなっちゃうでしょう。

脚本は『MILK』を担当したゲイの脚本家、ダスティン・ランス・ブラックだけあり、ゲイ的な視点でとらえるなら、Jエドガーは晩年もパートナーと過ごし、彼の愛情をもらいながら死んでいく。その辺は漏れることなく描かれており、ゲイピーブルへのメッセージになっているのではないでしょうか。

オマケなんですが、僕の見た回は観客が6人。マライアの自伝映画での30人をしのぐ過去最低人数を記録してビックリ! 日曜日の夜の回だからってのもあるけれど、公開1週間だからねえ。まあ、日本人には厳しいテーマなのかもしれません。あと、特殊メイクになった老人のディカプリオが、どういうわけだか加藤茶に見えてしまい困りました(笑)。

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プロフィール

健太郎

Author:健太郎
劇団、旅行会社を経て、1997年10月、テラ出版入社。以後、バディ一色で18年目に突入。いつの間にかバディ最古参の居候エコエコ~なアザラク社員になってしまいました(笑)。フレーフレーテラ出版んっ!

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