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こんにちは。元気ですか?調子はどう?欲張ったり!怒ったり、悲しんだりしてませんか? さあ、少欲知足でいきましょうw。

Category: コラム   Tags: ---

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かぐや姫の物語

週末、ジブリの新作『かぐや姫の物語』を観て来ました。当初は『風立ちぬ』と同時期の公開予定だった高畑監督の新作で、前作『山田くん』から14年ぶり、製作に8年の歳月と50億円(ほんとかい?)を費やしたという渾身の一作です。

かぐや

みんなが知っている『竹取物語/かぐや姫』の話を、淡い恋心などの、オリジナルな設定を付け加えて、2時間の大作を作り上げています。『風立ちぬ』とは全く異なる作品です。

なんせ、絵のタッチがいい。水彩絵の具のように柔らかくて、繊細な雰囲気。村の野山、生き物たちが淡い色調で生き生きと描かれている。その上、キャラクターの表情が人間のように豊かなんですね。その緻密さにビックリしました。

それに、出てくる人の多くが、基本的にみなポジティブシンキングなんですよね。特におじいさんおばあさんは、おい、大丈夫かい?と心配したくなるぐらい前向きなセリフを吐きまくる(笑)。全ての出来事を良く解釈するんですよ。

秀逸だったのは、かぐや姫が、悲しい思いに襲われる際の変貌ぶり。予告編でもあったけど、十二単?を脱ぎ捨てて、街中を駆け巡り、生まれ育った田舎へ超高速で走り帰るシーン。いや、普通じゃない描き方に目を見張りました。

そして、最後、月から降りてくる菩薩一行のお姿(みんな悟りきった顔なの)と、流れる曲がいかしてる。雅楽なんだけど、これまた、なんともいえな至高の音色なんですよね。で、エンディングの「過去のすべては、今のすべて。今の全ては未来の希望?夢?」」と魂で歌う曲はマジで感動しました。さっそく絶賛コメントだらけのサントラを購入しようと思います。

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プロフィール

健太郎

Author:健太郎
劇団、旅行会社を経て、1997年10月、テラ出版入社。以後、バディ一色で18年目に突入。いつの間にかバディ最古参の居候エコエコ~なアザラク社員になってしまいました(笑)。フレーフレーテラ出版んっ!

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