空気が澄んでいて、清々しい気持ちになります。

こうなるといっちょまえに、恋でもしたくなるんですが、ここ100年ぐらいはそれから遠ざかっているかもしれません（笑）。

年を重ねると、様々な弊害が訪れるわけで…。若い頃の様に、次から次へと渡り歩くパワーはありません。見識や関係性が深まるぶん、行動に抑制が効いてしまいます。

でも、若さの特権でもある、何も考えないで突き進む能力とは偉大ですね。また、限られてるからこその、歓喜と哀愁があります。

仕方ないからか、恋愛映画が好きなんで、ニコラス・スパークス原作の純愛映画を率先して鑑賞。映画館でひとり涙を流して現実逃避することも多々あり。結構な頻度で（笑）。



昨年見た、ザック・エフロン主演の『ザ・ラッキー・ワン／一枚のめぐり逢い』では、純粋に互いを求め合う姿に、涙が止まりませんでした。「ああ、もう、こんな恋愛やセックスはできないんだろうなあ」という悲しい気持ちが、彼らのラブシーンでじわじわと…。

心の枯渇とはまさに、こうした状況なんだろうと、清々しい空気中でしみじみと感じてしまいます。