最近、KOのアウトレット系DVDを見ることが多くなりました。アウトレットなので価格が安いから手に取りやすいんですよね。

2000年前後から数年までの作品は、正にゲイDVDの隆盛を誇った時期でもありますからね。今思えば、この頃のゲイシーンは最も活気があり、クリエイターたちのパワーも絶大なものでした。作られるものに志と勢いを感じられたものです。それはゲイ雑誌の世界でも、ゲイDVDの世界でも同じこと。

この頃のゲイDVDは、KOで限っていうなら2／3ほどは試聴済み。で、最近は、当時あまり多くは見ていなかったタイソンスポルタスの作品にハマっているわけなんです。

このメーカーは、もともとはガチデブ系ブランドだったのだけれど、やがて好き者が集う野郎系ドスケベブランド色を強めていきます。なので、かなりオラオラ系ですね。それがイヤラシくもあり、楽しくもあり、ネタになる最強のポイントでもあるんです。

特に出来の良さを再確認させてもらったのが、夏、野外系の『灼熱淫裸 』。これは、発売当初は購入していたけど、諸事情で長らく観られなかった作品でした。モデルの善し悪しは自分の採点には大きくかかわってこないので、あれなんですが、作中のプレイのエロさとスケベ野郎のエロ魂はかなり響いてくる。今のご時世、こんなオール野外ロケなんて作品はほとんどありません。何しろ、外って、いろいろ問題があるし、撮影しづらくて大変ですから…。これこそ、心意気が必要なんです。

タイソンスポルタスのオラオラ系に限るなら9割近くの視聴を制覇。その細かい説明は『BADIOUT 7月号』のゲイDVD紹介コーナー『世界のおかず』でお伝えしたいと思いまーす。ちなみに、もうすぐリリース予定の『BADIOUT 6月号』の同コーナーでは、コング兄貴率いる（いた）KONGからベスト作品をセレクトし、その歴史と特徴を簡単に紹介しています。興味ある方はチェックしてみてください。