とうとう、新宿から三越が撤退してしまいます。最後に残っていた『ALCOTT』が3月31日をもって閉館。なんだか寂しい気持ちになります。個人的に『ALCOTT』というネーミングとロゴが大好きでした。

三越が新宿に誕生して82年にもなるんですね。もともとは新宿アルタの地にあったそうで昭和5年に今の場所に移転したようです。バブリーな作りだったけどお客が少なかった南館の記憶が蘇ります。館内では新宿三越の移り変わりのパネルが展示されていました。

デパートの経営不振は深刻で致し方ないんですが、大がかりに出店したジュンク堂や1階の好立地にあったTIFFANYやLOUIS VUITTONなども辛いところ（もしかしたら跡地に入店するのかも？）。

3階にはよく利用していたペットグッズショップがあり、3年前にオープンしたばかりのお店でした。そこのニュースレターには移転先がなかなか決まらず困っているようなことが書かれていました。

もちろん最大のガッカリはジュンク堂がなくなってしまうこと。新宿界隈では一番好きな書店だっただけに非常に残念です。ライバルの撤退で紀伊国屋は万々歳ですね。

さよなら、元気で、ありがとう三越さん。