Category: コラム
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乙女の祈り
昨晩、下北沢で渡辺えり子の初となる一人芝居をみてきました。予想以上の出来と迫力に、小劇場ゆえの困難もぶっ飛んで、彼女の貫禄をまざまざと見せつけられた気分です。
もともと下北沢周辺に6年も住み、下北の小劇団に5年関わっていたので、この辺のことはそれなりにわかるのですが、劇場のスズナリは初めて入りました。今となっては小劇場にありがちな窮屈な席は厳しいんだけど、気合いを入れて1時間半を鑑賞しました。
今回の演目『乙女の祈り』は、4人の女性脚本家によるオムニバス。どれも個性的で、渡辺えり子のキャラで脚本の旨味が倍増されていましたね。テレビ番組では彼女の演技の上手さがイマイチわからないことが多かったのですが、舞台を観ると一目瞭然。誰も知らないうたうたいの歌子の話しや、死んだ娘を思い続けやかんに語りかける母親の話し、そしてぶっ飛び女子高生の回など、役の変貌ぶり、声の通りに声色の使い分け、下手をすると技巧に走りがちになるセリフ回しも、無理を感じずにすんなりと聞き入れられました。
彼女がどれだけ舞台の芝居が好きなのかもひしひしと伝わってきましたね。久々に魂の入っプロのステージを安心して楽しませてもらいました。
もともと下北沢周辺に6年も住み、下北の小劇団に5年関わっていたので、この辺のことはそれなりにわかるのですが、劇場のスズナリは初めて入りました。今となっては小劇場にありがちな窮屈な席は厳しいんだけど、気合いを入れて1時間半を鑑賞しました。
今回の演目『乙女の祈り』は、4人の女性脚本家によるオムニバス。どれも個性的で、渡辺えり子のキャラで脚本の旨味が倍増されていましたね。テレビ番組では彼女の演技の上手さがイマイチわからないことが多かったのですが、舞台を観ると一目瞭然。誰も知らないうたうたいの歌子の話しや、死んだ娘を思い続けやかんに語りかける母親の話し、そしてぶっ飛び女子高生の回など、役の変貌ぶり、声の通りに声色の使い分け、下手をすると技巧に走りがちになるセリフ回しも、無理を感じずにすんなりと聞き入れられました。
彼女がどれだけ舞台の芝居が好きなのかもひしひしと伝わってきましたね。久々に魂の入っプロのステージを安心して楽しませてもらいました。