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こんにちは。元気ですか?調子はどう?欲張ったり!怒ったり、悲しんだりしてませんか? さあ、少欲知足でいきましょうw。

Category: コラム   Tags: ---

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Drパルナサスのラブリーボーン?

今日はゲイとは関係ない普通の映画の話をさせてもらいます。

昨日は休みだったので久々にみなとみらいの映画館に行きました。年始から見たかった『ラブリーボーン』と『Drパルナサスの鏡』を鑑賞してきました。

いや~『ラブリーボーン』とってもよかったです。個人的には『アバター』よりもよかった。『アバター』と同じ会社がCGを作ってるみたいですね。

らぶり

原作は全世界で1000万部売り上げたベストセラーだそうで、14歳で幼児性愛者に殺害された女の子の、死後に起こる家族の崩壊と再生、犯人の犯罪後の動向、死の世界(ここがかなりファンタスティック)、死を受け入れる過程などを死んだ女の子を通して描いています。

とにかくテンポがいいし、犯人の犯行に及ぶ過程がかなりスリリング。家族の絆もしっかり描ききっています。それに切ないラブストーリーも組み込まれ、最後は涙ぽろぽろになりました。久々にエンディングロールまで見て、パンフレットも購入してしまいました。

旅立った者も、残された者も、そして、悪を働いた者も、すべて、正しく、爽快な結末を迎える…。なかなか、できない、絶妙な演出だと思いました。

ネットの映画評は賛否両論で、意見が真っ二つに分かれているそう。おそらく原作とは異なる描き方をしているので本から入った人には違和感があるのかもしれませんね。それと、死後の世界をあまり楽しめない人は身近に物語を感じられないのかもしれません。コメントの中にありましが、どれだけ少女の目でこのストーリを見られるかで大きく評価が変わるようです。

ひとつ文句を言いたいのは、この映画を女性向けとキャッチをつける日本の映画宣伝チームのチープさ。男性はファンタジーや霊的なものを敬遠しがちというところからの発想なんでしょうけど、監督が聞いたらどんな風に思うんでしょうかね? こうしたフレーズのせいで見る人がかなり制限されてしまったのでは…と思います。

パルサナス


もうひとつのヒース・レジャーの遺作『Drパルナサスの鏡』も映像が独創的で面白い。話は少し難解な部分もありますが、イメージを抽象化させてファンタジー満載な映像は『ラブリーボーン』の死と生の間の世界に似ています。

値段の価値は十分にあると思う作品です。ぜひ見てみてください。

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プロフィール

健太郎

Author:健太郎
劇団、旅行会社を経て、1997年10月、テラ出版入社。以後、バディ一色で18年目に突入。いつの間にかバディ最古参の居候エコエコ~なアザラク社員になってしまいました(笑)。フレーフレーテラ出版んっ!

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