明日、12日（金）に下記の電子書籍6冊がバディジェーピィより配信されます。未読の方はぜひ、チェックしてみてください。

オススメしたいのが中山淳平さんの『ふたりの童話』3部作ですね。これは悲しい純愛ラブストーリー『青春の墓標』の続編です。ふたつのカップルが新たに出会い、愛を育む。そこに、死別した元彼の『新たな恋人が見つかったら読んで欲しい』と残された遺書。うーん、これきいただけでも、ウルウルきませんか？

●『記憶』　　作／小玉オサム　



ゲイバーでど派手に飲んでいた男は僕が20代の頃に付き合っていた元彼の高次だった。真面目だった彼の変貌振りに唖然とするも、事故で記憶をなくしてから言動が変わってしまったことを知る。

●『ライン』　作／白鳥健治



地元仙台で中学からずっと仲良く過ごしてきた渡と浩平。勉強のできる渡が浩平の面倒をみる形で同じ大学を目指し、そして卒業後も同じ会社に就職するほどの相思相愛ぶり。しかし、友達以上の思いを抱いているのは渡ひとりだった。

●『乱交』 作／武古田征男



学生の恋人・剛史と別れてやけくそになりハッテンサウナにやってきた俺は、複数プレイで楽しむ連中に嫌気をさしていた。そんな中、まさか会社の部下の犬山と遭遇してしまう。

●『ふたりの童話　第1話　兵藤健吾の気持ち』　作／中山淳平



幼なじみで親友の健吾と誠一郎は大学生。ノンケの健吾にずーっと恋をしているゲイの誠一郎。二人の間で交わされたルールで一線を踏み留めている彼らだったが、ある日、風邪をこじらせた誠一郎を見舞いに行った健吾が、誠一郎の秘密を知ってしまう。

●ふたりの童話　第2話　望月誠一郎の気持ち』作／中山淳平



幼少の頃から幼なじみの健吾を愛おしく思っていた誠一郎は、自分の風邪の看護をきっかけにノンケの健吾と付き合うことになる。しかし、順調に思えた関係も、健吾が恭子と関係を持ち一変してしまう。

●『ふたりの童話　第3話　片隅の二人』作／中山淳平



幼なじみで最愛の健吾が誠一郎の元から離れ、殺伐とした体だけの日々を送る誠一郎。そんなある日、誠一郎は同級生の桂木冬馬と偶然、新宿二丁目で出会ってしまう。