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こんにちは。元気ですか?調子はどう?欲張ったり!怒ったり、悲しんだりしてませんか? さあ、少欲知足でいきましょうw。

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マドンナ監督最新映画

マドンナが作った映画『W/E、ウォリスとエドワード』を観てきました。彼女の監督2本目となる作品です。

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前回の『ワンダーラスト』はかなりセクシュアルな部分をフィチャーした攻撃的な映画でしたが、今回の『W/E』は史実に基づく、骨格のしっかりとした作品でした。

内容はイギリスの王室をゆるがした世紀のラブアフェア、エドワード8世とアメリカの一般女性・ウォリスとの王冠をかけた恋物語です。エドワード8世は王の座を退いても一人の女性を選び、愛したわけですね。すごい話です。

この物語は長年マドンナを魅了し、彼女は長らくこれを題材に映画を作りたいと思っていました。

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▲ベネチア国際映画祭のプレミア上映

もちろんマドンナは現役のアーティスト。単純な伝記物語りにしたくなかったから、エドワード夫妻の生活と、彼らの遺品オークションを軸に、現代に生きるカップルの日常とリンクさせ、ストーリーを展開させていきます。

マドンナが描きたかったのが、女性・ウォリス側から見た世紀のロマンスの行方でした。一般的には王様の愛を独り占めした幸運な女性というラッキーな側面だけが語り継がれているのだけれど、結婚後のウォリスの苦悩はあまり知られていないようです。

マドンナ音楽以外の何かをやれば、必ずうがった目で見られてしまいます。可哀想だけど、今まで、ずーとそうでした。

今回の『W/E』も人によってはかなり手厳しい評価だったりしますが、マドンナファンとしては、こんなに安心して飽きずに見られる映画は…ありがたいのひとことです(笑)。

今回の作品がマドンナによるものと思わせないところを評価する人も多いのですが、逆に自分はこの作品をマドンナが作り上げたという点が、大いに意味のあることでは…と思うわけです。どんな思いで、各シーンを撮影したのか?と思考を巡らすと切りがない。

さらなる映画の詳細と見所は、最新の『BADIOUT9月号』でお伝えします!

2012年11月3日(土・祝)より、新宿バルト9、TOHOシネマズ シャンテ他、全国ロードショーです。

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プロフィール

健太郎

Author:健太郎
劇団、旅行会社を経て、1997年10月、テラ出版入社。以後、バディ一色で18年目に突入。いつの間にかバディ最古参の居候エコエコ~なアザラク社員になってしまいました(笑)。フレーフレーテラ出版んっ!

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