この間、日曜日の報道番組で例の喝オヤジが、仕切りに世代交代を訴えていましたっけ。

横浜ベイスターズの買収で新オーナーなるDENAに、役員を新しく総入れ替えして、抵抗勢力の古株を入れるなと鼻息を荒くしていました。若い世代が時代を作っていくわけです。若い世代にもチャンスを与えなければいけないと力説してました。ちょつとビックリ。

あの江川さん事件の効果か、自分の古くささと存在の異質さをようやく見つめなおしたのか、最近はめっきりおとなしいですもんね。

トレンドな一般誌では2、3年で編集長やスタッフチームが変わるのが当たり前だったりする一方、何十年も編集部員を勤める保守的な雑誌もあります（そんな雑誌はほとんど死んでますが…）。

上に行けば行くほど身軽にならなければいけない。こだわりをどう断ち切れるかで、世界は広がっていくわけで…。

でも、誌面の新鮮さやスタッフのモチベーション維持を考えると、常に新しい環境下の方がいいのだけど、現実はなかなかそいはいきませんよね。これが世の中の厳しさでもあります。

正直、どの選択がいいか悪いかはわかりませんが、新しい選択をしなければ、何か新しいことは生まれないわけで、それが古人や個人のエゴや私利私欲でねじ曲げられるなら、大変不幸な話だと思います。