ここ『アイムアウトナウ』は、一応、アダルトジャンルに属しているので、たまにはアダルティなお話を…（笑）。

みなさん、今、元気のいいゲイDVDメーカーはどこだと思いますか？それには色んな観点から判断できると思うのですが、ひとつは、手前味噌ですが、ゲイ雑誌に広告がうてているところ。広告を出すにはお金とパワー、それに戦略がいるわけですからね。これは、感謝、感謝です。

そして、毎月作品をリリースできている会社。簡単そうだけど、これは結構大変なことなんです。全てがきちんとしていないと毎月リリースはできません。その上、1作品だけではなく、商品数が多ければ多いほどパワーを保持しているということ。単純な話ですね。

そう考えると、自ずと今、体力のあるメーカーがどこかはわかってくるのではないでしょうか。

別の角度から見てみましょう。作品の作り方です。

現在、売れ筋の作品にはキーワードがあります。それは、『モデルの質』『消し具合』『生堀り』の3点（倫理問題はひとまず脇に置いて）。これがクリアされていれば、売れないといわれるゲイDVDもそこそこいけるでしょうね。

しかし、問題が問題なだけに、上記の3点をクリアできている会社はほんの一握りだけ。2点クリアでも結構いい線をいっています。1点ではかなり厳しいでしょうね。バディはゲイ雑誌という性格上、上記の問題をクリアするのは至難の業。トレンドの道は険しいものです。

ゲイDVD業界は成熟期を越え、現在の不景気やネット販売の躍進などと絡み合い、新たな方向に脱皮する時期を迎えているのでしょう。旧態依然のままでは、変化と未来を受け入れることができないのではと思います。

もちろん、これらのことは、丸々ゲイ雑誌にも当てはまること。

とまぁ、柔らかいんだか堅いんだか、わからない話になりましたが、頭とお金（ある程度）を使わないとダメだってことですね。簡単＆格安に済ませては、今時の消費者は振り向いてくれませんから…。

はい、僕らも精進したいと思います。