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i'm out now

こんにちは。元気ですか?調子はどう?欲張ったり!怒ったり、悲しんだりしてませんか? さあ、少欲知足でいきましょうw。

Category: コラム   Tags: ---

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16周年号を作り終えて思うこと…

世の中の人は、とかく、イメージでものをとらえがちですよね。ルックスとか、服装とか、ちょっとした言葉のやり取りを過大に取り上げて判断したり、一方通行で物事をとらえたり、どんな仕事、趣味をしているかによって簡単に色をつけてしまう

今の仕事に限っていうなら、入社してからここ数年前までは、エロ特集ばかりさせられていたから、「健太郎はエロが好き、それ以外は全く興味がないんでしょう?」みたいな見られ方をよくされていました。正直なところ、それは半分あたっているけど、半分は違う。僕がバディに入社しようと思った理由は、エロよりも美的センスをいかしたゲイカルチャーのたぐいに強く共感したから。でも、当時、仕事の割り振りで、エロをしなければならない環境にいたので、それを請け負っていたというのが、本当の理由です。もともと仕事というのは自分のやりたくないことが半分以上、2割程度のしたいことができればOKでしょうと腹をくくっていたから、与えられた仕事をきちんとこなすことだけを考え、取り組んでいたわけです。そうした色づけの中で、なかなか真の交流がもてなかったケースもかなりありました。

★画像上/1999年11月号エロ特集『激エッチ!』 
初めて一人でやったエロ特集
★画像中/2008年12月号 エロ特集『ノンケのマスカキ部屋』 
最後(予定!?)に行ったDVD連動エロシリーズ
★画像下/2008年4月号 バラエティ特集『OTAKU14/胸キュン、オネハランド』
スタッフのコアなテイストを特集に…。ハウス特集をしました。


ero02

masukaki

oneha


バディ自体に限ってもそうです。もちろん雑誌なわけですから、雑誌のカラーというものがあるわけです。90年代〜2000年初頭にかけては、外見も内身も強烈なカラーを発していました。しかし、僕がバディをまとめるようになってからは、外見のカラーはいくぶん変われど、内側の発するカラー、印象というものはなかなか変わらず旧態依然のまま、そのギャップの差にギクシャクすることが多かったので。

業界の端くれにいる一員として、雪玉をいくら雪面でころがしても全く大きくならなく、終いに溶けだしてしまうことに、苛立ち、嘆くこともあります。それは、雪質が悪いからと言い放つこともできますが、本質はそこに『心あらず』ということなのだと思っています。

ゲイ雑誌というカテゴリーにはまだまだ可能性が多分に秘められています。様々な理由で、今のバディがそれらを充分に生かし切れてないことは確かなことで、大いに反省すべき点です。今後を考えるなら、良い悪いのどちらの意味でも、今までを背負わない新しい方向性が必要なのかもしれませんね。

2010年、頭上の夜空に希望の星を見出して、一人一人の心を紡いでいけるのなら、我々にもきっと素晴らしい未来が訪れるのではないかと思っています。

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プロフィール

健太郎

Author:健太郎
劇団、旅行会社を経て、1997年10月、テラ出版入社。以後、バディ一色で18年目に突入。いつの間にかバディ最古参の居候エコエコ~なアザラク社員になってしまいました(笑)。フレーフレーテラ出版んっ!

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