最近気になった音楽ネタです。

今日、久々に新宿のタワレコに行ってきました。CDをまじまじと見てきました。

気になったのが、大好きなディオンヌ・ワーウィックの新譜。新旧の楽曲を含む芸能生活50周年をお祝いしたアルバムがリリースされてました。びっくりするのが、そのジャケット。どうやら、デビュー当時、とまではいかないけど、昔のディオンヌと今のディオンヌの同じ横向きのポーズの写真が並んで使われている。さも「50年経っても、私って綺麗でしょう？」みたいな。確かに、ほぼ同じ形状を保っているってことは驚異的。でもこれ、鼻の感じがちょっと違うのね。まゆ横あたりの高さとか鼻の穴の向きとか…う〜ん、ちょっといじっちゃってますね。あと頬が垂れて上げたというか膨らんだというか…。写真加工の妙技はあるのでしょうが、まあ、頑張ってますね。あと、付け足しだけど、横顔ってのがポイント。ホイットニーのお葬式の際のディオンヌを思い出しても、やっぱり昔よりは太っていたからね。


『NOW/A CELEBRATORY 50TH ANNIVERSARY』
ディオンヌ・ワーウィック
半分が新作、半分がヒット曲の現在ヴァージョン。彼女も、故ホイットニー同様、今やあのしっとり、かつ、すっきりとした成熟した美声は聞けません。

それに、なんとキャリン・ホワイトが18年ぶりとなる4枚目のアルバムを発売していました。90年代に「スーパー」・ウーマン」？が大ヒットしたR＆B歌手ですね。さらに、来日公演をしていたみたい…。彼女のジャケットも信じられないぐらい若々しくてキレイ。


『カルペ・ディエム／シーズ・ザ・ディ』
キャリン・ホワイト
前より若くなってたりしない？　でも動く画像だと厳しいんだろうなあ。曲は何だか90年代風のようで、往年のファンはガッガリしないようですよ。

かつて一世を風靡した有名人って、昔の容姿をどうにかキープしようと頑張る人と、全く手を抜いている人とのギャップが激しい。上記のディオンヌやキャリンはまさに、アンチエイジングに生きる人達なのでしょうね。もっとわかりやすいなら、マドンナはバリバリに若さにこだわっているけど、シンディー・ローパーはホント、老け込んだおばあさんになっちゃいました。パティ・ラベルはやや太れどもとってもキレイにしているけど、アレサ・フランクリンはおでぶなおばあさん。

それと、ずーっと気になっていたのが、今年死んだ大御所アーティストたちの動向。動向というのは、メモリアルアルバムなんかのことなんだけど、今日タワレコで、ホイットニー・ヒューストンのメモリアル・ベストアルバムがリリースされていたのでひと安心。マイケルのときと比べると発売がかなり遅い。彼女のラスト出演の映画にしたって、日本じゃまだ公開未定というから、酷い話です。まあ、アメリカでもパッとしなかったみたいだから作品的にはかなり痛いのかもしれないけど、完全に公開するタイミングを逃していますよね。もちろん、こんなことは関係者はよーくわかっているだろうから、それを上回る諸事情があるのでしょうけど…。


『I WILL ALWAYS LOVE YOU :BEST OF WHITNEY HOUSTON』
ホイットニー・ヒューストン
目玉は未発表曲2曲。「I LOOK TO YOU」の Rケリーとのデュエットヴァージョン、「NEVER GIVE UP」。デラックス盤は2枚組CDでさらなるヒット曲を収録。

あと、今年はゲイにとっては忘れらないディスコ・デーバ、ドナ・サマーが亡くなったこと。彼女にいたっては、全くメモリアル・アルバムやトリビュート・アルバム、ましてや本や特集が大々的になされていません。なぜ？、ととても寂しくなってしまうのですが、やはりそれだけ今の世の中から評価をされていないってことなのでしょうか？　う〜ん、ちっと辛い話です。