昨日、蕎麦屋で食事をしていると、目の前の壁に、ゴキちゃんが、スーッと走り去って行きました。

若い頃だと、すぐに大きな反応をして、即クレームだったりしたんだけど、今はじっくりと思案してしまいます。

虫、イヤですよね。それも食事処で…。

小さな頃は異常なほど、食に＋アルファーされる食でない異物を毛嫌いしていた自分なんですが、ゴキブリなんてもってのほか。遠足で地べたに座りながらお弁当が食べられなかった。土やゴミ、アリや昆虫なんかが目に付いたら、口の中のイメージがご飯と異物で混ざり合い、もう、気持ち悪くて、気持ち悪くて…、お弁当どころではなかったんですよね（今は大丈夫ですが）。

前の会社で、近くの中華屋に出前を頼んだときのことです。で、来たラーメンのスープをのぞくと、なんか黒いツブツブがたくさん入ってる。あれ、コショウとか野菜の一部かなぁなんて思いながらよーくチェックすると足がはえている。なんと小さな虫が無数、スープのダシになっていたんです。即クレームして、新しいラーメンがやってきました。いや、かなり衝撃的だったけど、同僚との忘れがたき笑い話になりました。

それで、蕎麦屋のゴキブリなんですが、その場は、よくないけど、まあ、よしとしても、いろいろ思考を巡らすと、そのゴキちゃんはきっと夜中、厨房を元気にかけまをっているハズ。なら、店内に置かれた食器や食材も相当、ゴキちゃんの遊び道具になっているハズなんですよね。

そう考えると、やっぱり、足が遠のいちゃう。せっかくお気に入りリストに入っていたお店も、数少ないのに、削除せざるおえない。ほとぼりが冷めるまで、この蕎麦屋は封印させてもらうしかなさそうです。