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こんにちは。元気ですか?調子はどう?欲張ったり!怒ったり、悲しんだりしてませんか? さあ、少欲知足でいきましょうw。

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ガラスの地球を救え

暑、厳しいですね。

夜は、かなり虫の音が聞こえるのに、昼間の暑さはいっこうに緩まない。

自宅のエアコンは犬猫のためにフル稼働。月末の請求額が恐ろしいです。

今、手塚治虫の最後の書『ガラスの地球を救え』を読んでいます。これは彼が死の淵で、未来に残したかった思いを綴ったエッセイで、未完のまま他界しました。


ガラスの地球を救え―二十一世紀の君たちへ (知恵の森文庫)ガラスの地球を救え―二十一世紀の君たちへ (知恵の森文庫)
(1996/09)
手塚 治虫

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一冊の本にするために、彼の生前の講演スピーチを収録したりして、彼が漫画制作を通して訴えたかったことが繰り返し繰り返し書き綴られています。

今さら説明なんかいらないと思いますが、手塚治虫が常にテーマにしていたことは、自然と命の尊さです。科学の発達は愚かな人間の欲望で悪になるということ。一貫して、生命に満ち溢れた地球を破壊してはいけない、と訴えているんですね。

彼は誰も声高らかに訴えないから自分がやらなければならないし、自分はそれぐらいしかできないと語っているんです。

手塚治虫は平成元年に死んでいるから、死後24年が経っています。さて、今の世の中はどうでしょうか? 環境問題もシリアス、国際関係も緊張が高まり、かつてないほどの政情不安。

彼も大きな不安を天国で抱いてるかもしれません。偉大な手塚治虫、今なお僕らの心から離れません。

追伸/手塚治虫はかなりのいじめられっ子でした。文章を読んでいると、今の子なら自殺してしまいそうな内容です。時代は違えど、彼のような強い魂を養わなければいけないと思うのでした。

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プロフィール

健太郎

Author:健太郎
劇団、旅行会社を経て、1997年10月、テラ出版入社。以後、バディ一色で18年目に突入。いつの間にかバディ最古参の居候エコエコ~なアザラク社員になってしまいました(笑)。フレーフレーテラ出版んっ!

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