昨日、テレビでネットの口コミのからくりについて報道されていました。企業からお金をもらって嘘の口コミを投稿して、お店の売上に貢献しているというものです。

テレビ局のアプローチの仕方には表面的で物事の本質を欠く部分もあったのですが、現状はよくわかりました。

今回のこの一件にかかわらず、このご時世、自分自身の判断基準がとても大事になってくるんだと思います。

もっと端的に言えば、どんなことであれ、ネットを介して発信される情報は基本的に鵜呑みにはしていけないということです。

SNSを見たって、様々な質の人たちが自分の基準で物事をかたり情報を発信しているわけです。

メディアの発達で、簡単に誰もが、自分を表現できるようになったことは、素晴らしいことだと思います。その反面、未熟な表現者も莫大に増えたわけです。

アップルからも、電子書籍を誰でも手軽に作って販売できるソフトや手段ができあがりました。YouTubeのように、そこから新たなタレントが発掘されるというメリットもあるでしょうが、ある程度の水準までは保っても、やはり未熟な書籍は横行するでしょうね。

こうなると、どれだけバランスのとれた判断が持てるかによって、生活の豊かさが変わってくるのではないかと思います。

信頼が成立する相手以外とのネットのやりとり、出会い系、ツイッター、フェイスブックなど、は全てゼロ発信で対応するという生き方が、今後より重視されるのだと感じました。