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こんにちは。元気ですか?調子はどう?欲張ったり!怒ったり、悲しんだりしてませんか? さあ、少欲知足でいきましょうw。

Category: コラム   Tags: ---

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スポットライト

本年度のアカデミー賞作品賞を獲得した話題の映画『スポットライト/世紀のスクープ』に鑑賞してきました。

なんかのテレビ解説であったように、展開はまるでドキュメンタリータッチ、どの記者も生き生きとした主人公のように描かれていて、ホント見飽きません。で、あまりにテンポが速くて、聞き取れない感じのところも(笑)。

内容は…アメリカのカトリック教会神父による幼児への性的虐待とそれに伴う隠ぺい体質について、ボストンの地元紙が渾身のパワーを注いで暴露していくという実話に基づくお話ですね。

物語の展開としてはとても面白かったです。ですが、映画としては、うーん、ちょっと引っかかるところも多々ありかなあ。

その理由の1つは、全てが勧善懲悪で語られていることと、良くも悪くもドキュメンタリー風なので、登場人物の厚みがなく、感情移入がしづらいんですよね。

自分個人とすれば、みんなそんなに偉くて正しいのかい?と言いたくなる(笑)。もちろん犯罪、特に性的虐待なんてのはよろしくないのだけれど、誰しもが影と光の部分を持ち合わせているわけだし、悪には悪の悪たる所以があるはずです、よね。そんなところが全く描かれていないから、なんだか、しっくりこないんでんすよねー。

で誤解を覚悟にあえて言わせて貰えば、すべての被害者があんなにおかしくなってるわけではないと思うんですよ。それは、LGBTの人なら多少なりとも感じるのではないでしょうか。

ただ、これを機会に、今のマスコミのあり方が再検証されていることはいいことだと思います。というのは、今のようにネットやら、他の情報におんぶに抱っこ報道でいいのか?自ら独自に調査したり、権力と戦う姿勢で報道にあたらないといけないのでは?と囁かれてるわけです。

サンデーモーニングの新コメントテイター、飄々とした男性のコメントが的を得てましたね。

政治のメディア統制に躍起になるジャーナリズムの方向も大切だけど、それだけではなく、メディア側も今までと同じ報道、あぐらをかいて踏ん反り返るだけの報道ではなく、自らの報道姿勢を変えていかなければならない…とのこと。確かにそれが、今の所、全くないですからね。

いやはや、これからどんな世界が待っているんでしょうか…注意していきましょう。

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プロフィール

健太郎

Author:健太郎
劇団、旅行会社を経て、1997年10月、テラ出版入社。以後、バディ一色で18年目に突入。いつの間にかバディ最古参の居候エコエコ~なアザラク社員になってしまいました(笑)。フレーフレーテラ出版んっ!

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