とうとう、関東のサクラも散りいってしまいましたね。花びらが、風に舞い、ハラハラと散りゆく姿は、本当に美しい。儚いとでも言うのでしょうか…。



日本人と儚さとは切っても切れない関係のような気がします。いや、日本人というよりは、仏教という方が、正しいのかもしれませんね。

相変わらず、根本的な仏教の教えが心を捉えてやまないのですが、その、本質を、自分なりに、知れば知るほど、なんだか、生きることが複雑になってしまったりします。

それは、まだ、自分の心のに、底知れぬ欲望がふつふつと見え隠れするからであり、現世に見切りをつけられない、程度の低い自分がいるからなんですよね。辛い話です（笑）。

そんな時は、黙って、目をつぶって、大きく深呼吸をするしかありません。そして、反省し、それから、肯定するしかないんですよね。自分で自分を締め出したら、あとはもう、死ぬしかなくなってしまうからです。

いろいろあっても、でも、それでも、世の中は美しい。そう、心に語りかけてあげたいんです（笑）。