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こんにちは。元気ですか?調子はどう?欲張ったり!怒ったり、悲しんだりしてませんか? さあ、少欲知足でいきましょうw。

Category: コラム   Tags: ---

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『PRESENT』は今と贈り物の意味です!

昨晩、劇団フライングステージの第39回公演『PRESENT』を観劇してきました。下北沢にある駅前のOFFOFFシアターです。昨年の夏に公演された前作『OUR TOWN わが町 新宿2丁目』以来の観劇なので、1年ぶりぐらいですね。

ぷれぜんと

今回は2003年に初演した作品を2014年の現代版に改訂しての再演です。HIVの話なので、10年前とは明らかに状況が異なる現在にターゲットを合わせたお話しになっています。

パンフレットにも書いてありましたが、HIV、エイズの話になるとすぐ、死ぬことへのカウントダウンになってしまうのを、生きるをテーマにした作品を作りたかったという、劇団主催の関根さん言葉通り、まさしく、現代のこのHIV感染者過去最高の日本で黙々と生きるゲイの人々を描ききった秀作だと思いました。

とにかく登場するキャラが、お馴染みでもあるんだけど、それぞれに際立っていて面白いですね。ドラマチックなシーンには欠かせない、おっせかい、噂好き、心配性、早とちり、確信に触れたがらない、イージーゴーイングなどなど、話を面白く展開させる濃いキャラがわんさか登場します。

でもって、善し悪しは置いておいても、いつも見入ってしまうのが…。石関さん扮するお友達のオネエ気質丸出しの久保田さん。彼の無用なおせっかいぶりがひどい(笑)。そして、関根さん扮するお母さん役のちゃきちゃきなんだか、破天荒なんだか、パワフルなお母さん。故意か偶然か、ズラのズレ具合やら、手足の動きがなんともたまりません(笑)。もう、彼らが登場するだけで笑っちゃうのは、こりゃ、お笑い芸人の領域ですね。

毎回感心させられるのが、シーンは大きくは変わらないのに、話のジェットコースターのように展開していくところですね。今回だって、ソファーと机があるだけ。それで2時間、話を上手に展開させていくんだから、脚本の妙とは凄いものだと感心させられます。

なもんだから、いつも思うんですけど、もう少し、舞台やら衣装やらにお金がかけられれば、もっと見応えのある芝居になるんだろうなあと、正直思う次第です。

最後はハッピーエンドです。今週末までやってますので、興味のある方は、ぜひ、観劇してみてください。

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プロフィール

健太郎

Author:健太郎
劇団、旅行会社を経て、1997年10月、テラ出版入社。以後、バディ一色で18年目に突入。いつの間にかバディ最古参の居候エコエコ~なアザラク社員になってしまいました(笑)。フレーフレーテラ出版んっ!

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