先日、映画『エージェント、ライアン』を観て来ました。



スタートレックの艦長、クリス・パイン主演のスパイ映画ですね。それにしても、クリスって美形なんだけど、男というよりも女顔ですよね。体全体のバランスはすごくいい！



それにビックリするのが、初老にさしかかったように見えるケヴィン・コスナー。ホイットニーの「えな〜い」の時代の印象が強いから、いつまでも若々しく思っていたのですが、59歳。あれ、まだ若い（!?）ですか…どうでしょう。

原作は世界的なベストセラー作家、トム・クランシーによる「ジャック・ライアンシリーズ」であり、その最新作です。

主人公のライアンは、経済アナリストからケヴィン・コスナー扮するCIAの特別チームにスカウトされ、極秘任務に就くことになります。ロシアに調査におもむくといきなりスパイワールドが展開。軍隊で培われた身のこなしに、ライアンの能力の高さが示されていますね。で、話はアメリカVSロシアという、冷戦時代のような絡みぶり。元CIAのスノーデンの亡命にしろ、ソチの同性愛者問題にしろ、現在の関係もなんとなくギクシャクしているので、ちょっとシリアス。

感心させられるのは、ライアンの所属するチームワークの凄さですね。データのやりとりや接触の素早さはピカイチ。さすがスケールの大きさと緻密さを感じさせるハリウッド映画ですね。

日本のこの手の映画となると、たちまちチンプになったり、話のアラが見えてしまったり、主演の俳優のイメージがイマイチだったりして、どうにもこうにも感情移入できなくなります。ハリウッド映画になると、お金のかけ方、俳優のプロフェッショナルな演技が炸裂し、美男美女が登場するから安心して鑑賞できるわけです。

クリス・パインファン、トム・クランシーファン、スパイ映画ファンの方、ぜひチェックしてみてください。

２月15日（土）、全国ロードショーです。