久々に、ダテウス･ゴラスの『なまけ者のさとり方』について触れたいと思います。シンプルで人によるとちょっと観念的な嫌悪する本です。

でも観念的なことが嫌いな自分に嫌気がささないのだから観念的というのは正確ではないのかもしれません。

取り敢えず、いやな人はいや、好きな人は大変好きになります。

僕が20代半ばに出会った名著で、どうして学校はこの本を教材に使用しないのかと不思議に思ったほどです。

世の中の仕組みを簡単に説明しています。

人間にはこの世でたった2つのタイプしか存在しておらず、ひとつは意識を固めうちへうちへと丸まっていく人。もうひとつは、全てを受け入れ大きく外へ広がって行く人。

広がれば様々な物と物の隙間へ浸透していき、意識は広がっていきます。塊はどれとも馴染めず孤立し、重い塊になって、最後は身動きとれなくなります。

どんな局面においても、あなたは外へ広がるか、内に固まるか、二者どちらかの選択しか残されていません。

固まれば、未来はないのです。拒絶すれば新しいものは入ってきません。

これはシンプルだけどわかりやすい仕組みですよね。

こんな基礎的なことですら、まともに理解し実行している人は少ないのではないでしょうか？

いきいきと生きてみたいなら、自分はさあ…なんてうちなる話しはせずに、両手を大空に広げて明るく唄ってみようよ、ということなんです。