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こんにちは。元気ですか?調子はどう?欲張ったり!怒ったり、悲しんだりしてませんか? さあ、少欲知足でいきましょうw。

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OUR TOWN/わが町、新宿2丁目!

フライングステージの第38回公演『OUR TOWN/わが町 新宿2丁目』を観劇してきました。

2丁目

2、3年ぶり?ぐらいになる彼らのお芝居観劇でしが、いや〜、相変わらずフライング節が炸裂していましたね。いろんな意味で大笑い。関根信一さんはもとより、石関準さんの例の艶っぽい演技も健在。この2人、ホントにおばさん役をやらせたら天下一品ですわ。どこにいようと2人のキャラの濃度は絶対に薄まりませんからね(笑)。

今回はソーントン・ワイルダー作『わが町』の新宿2丁目バージョンです。その『わが町』自体を読んだことがないので、詳しくは比較できないのですが、新宿2丁目の成り立ちや移り変わりを江戸時代から現代に至までシーンを変えて伝えていくストーリーです。

関根さんお得意な著名作品をゲイよりに引き寄せて行くテクニックはお見事ですね。実際に新宿2丁目近辺で生まれ育った夏目漱石をガイド役に当てたり、新宿2丁目が地元のノンケとゲイを絡ませたり、もちろん赤線の頃の新宿2丁目からゲイの町になる変遷や、感動を呼び起こす2000年の第1回レインボー祭りの様子など、当時参加したものとしては、心にグッとくるものがありました。BGMのシェールの『BELIEVE』もよかったぁ。

思わず笑ってしまったのは、江戸時代の新宿2丁目が遊郭もどきだった頃のお話。病に倒れた女郎さんが恋い焦がれる男とすったもんだの末、心中するシーンです。すっ飛んだ女郎に、気の弱い店屋?の男。ちゃきちゃきでおせっかいな石関さん扮するおばさん従業員、いけ好かない関根さん扮する女主人。それぞれの持ち味が十二分に発揮させられていました。

しかし、いつも思うのは、もう少し舞台にお金がかけられれば、関根さんの作品の魅力を倍増させる魔法がかけられるだろうになあということです。まあ、予算の問題があるから仕方ないことでしょうが…。いつかお金の(そこそこ)かかった関根舞台を見てみたいものです。

まあ、とにかく新宿2丁目の歴史が楽しく学べるので、ぜひ、チャンスがあれば一度見てほしいと思います。今後は、札幌のレインボーマーチに合わせて、9月15日、16日に札幌公演も行われます。ぜひ、そちらでもどうぞ。

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プロフィール

健太郎

Author:健太郎
劇団、旅行会社を経て、1997年10月、テラ出版入社。以後、バディ一色で18年目に突入。いつの間にかバディ最古参の居候エコエコ~なアザラク社員になってしまいました(笑)。フレーフレーテラ出版んっ!

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