日頃からGAY DVDを見る機会が多いのですが、自分の業界のはしくれに16年もぶら下がっていると、いろんな思いを感じます。それは、新しい作品を観賞し、その出来映えを見定める度にふつふつと沸き上がってくるんですよね。

いきなりですが、結論からいうと、先見の明と組織の確立ってのが大切なんだなあと思います。この業界、映像関連に関わらず、きちんと組織を構築しているところはかなり少ないですよね。ワンマンで頑張っているところが多い。それはそれで瞬発力や小回りが効いていいんですが、やはり広がりが乏しかったり、もしものときの体力や
適応力が弱い。

どの分野でもいえることでしょうが、人を育てないと未来がない。でも、今の若い人を育てるには、昔の教育の仕方ではらちがあかないことも多い。これ、実はかなりやっかいですよね（笑）。

それに、ある程度のビジョンを持って仕事に臨まないと、広がりと深みのある未来は望めないでしょう。嘘でもまやかしでも、夢や希望を感じられないのなら種子は発芽しようにもしようがありません。このことに関してはうちも痛いほどわかりますし、反省しなきゃいけませんね。あとリーダーがどれだけ、正しく全体を見られるかとい
うことが大切なわけでして…。

そいういえば、お正月の番組で、経営者VS若者（バカ者ね）がバトル番組がありました。ひとりのバカ者が「おれ、社長になりたいんだよね、社長なんて金があれば簡単になれるでしょう？」と高飛車なセリフを吐いてましたっけ。そしたらとある社長が「誰もが金を稼げる社長になれるわけじゃないぞ！」とバカ者を諭していました。

なんか、もっといろいろ具体的に書こうと思っていたんですが、多方面で支障をきたしそうなんでやめときます（笑）。

未来とは、輝かしき言葉。そして、怖ろしき言葉でもありますね。