まあ、日々、色々な事があるのですが、その色々な事が起こるたびに、だんだんとそのシステムとでもいうか、仕組みや効果の在り方がわかってきます。これが、いわゆる、単純に経験というものかもしれませんが（笑）。

世の中は、多く場所や事に、人の思いや思惑、思考で満たされていますよね。その種類といえば限りなく、それらが互いにがっちりフイットする事はほとんどありません。フイットする事は皆無に等しいのにもかかわらず、人はフイットする事を前提に物事を進める。この現実を理解しないから悩みや苦しみが絶えない。なんだか、お釈迦様の説法のようで恐縮なんだけど、これが世の中の本質でしょう。

人が人に抱く思いや期待は、必ずズレがあるから、そのズレから、互いを疑ったり、嫌悪したり、その逆に、大いに勘違いをし、自分勝手な解釈をして過剰な好意を持ったりするわけです。まあ、面白いっちゃ面白い話ですが…。また、これが、恋愛の醍醐味でもあり、愛憎劇の根幹を成すわけですね（笑）。

それにプラスして、人それぞれの思考の広がりがまちまちだから、厄介なんですよね。10思考できる人と5しか思考出来ない人が、同じ土俵で相撲はできません。なぜなら、5しか思考できない人は、もともと頭の中にはその5ぶんしか存在していないから、残りの5を理解できない。全くないのも当然なんですね。また、10の人にとってみれば、5は全体の一部にしか過ぎないのに、5の人にとってみれば、それが全てなわけです。存在価値の一部と全体ではのっけから勝負にならないんです。これは、どちらが、偉いとがダメだとかいう問題ではなく、それぞれが違うという事、そして、それらは、ほとんどか交わる事がないということなんです。

もちろん、そんな事を全面に出したら一次的な世の中は成り立たなくなるから、嘘であれ、適当であれ、みな、等しくなるように装うわけです。それを偽善と呼んでも、ビジネスと呼んでも、あるい誤解を恐れず、慈善とかボランティア精神と呼んでもかまいません。

なんだかこんなことを考える日々か続いています。なら、どうする？どうしろ⁈というのが、自分の今後の課題なんですよね。うーん、先は見えません（笑）。