Category: コラム
Tags: ---
見て聞いて捨てる。
最近お気に入りなのが、ソフトバンクから出版されている1分間名言シリーズです。ジョブスとかドラッカーなんかのものがあり、最初は、松下幸之助のものを読んでいます。
松下幸之助は大好きな人のひとりで、彼のいくつかの本は読んでいます。
今回の本にも書かれていることに、徳川家康の伝記本の良し悪しについてがあります。これは、良本とされる家康の成功術を記した本を知人に薦められたものの、自分と家康はタイプが違うから、彼の手法をそのまま真似しても失敗してしまう、と丁重に断ったという逸話です。
このことは至極まっとうで頷ける話なのですが、この話を突き詰めると、松下幸之助の本にも同じ事がいえるのではと思えてきます。いや、彼の本にかかわらず、同種の書籍全てが同じことかもしれません。
でもここで勘違いしてはいけないのが、門戸を閉ざすというのではなく、たくさんを見聞きし、たくさんの選択肢から、自分に合った手段を選択するということが大切なんだと思います。
自分だけの世界にいれば必ず挫折や崩壊がやってきます。なぜならそれは外界の空気を吸わない偏りの存在であり続け、バランスを欠くからです。
成功者と言われる人たちの生き様には必ずより良く生きるためのヒント、物事の道理にかなった普遍的な術が隠されています。それを自分なりに吟味して取捨選択をする。
思うのは、はじめからなにも手にしないという人たちのことです。興味がないから、しない、読まない、見ない…。こうした生き様は、一見、我流でかっこよく見えるかもしれないけれど、実はもろく味気ないもの、長くは続かない限界のあるものかもしれません。
松下幸之助は大好きな人のひとりで、彼のいくつかの本は読んでいます。
今回の本にも書かれていることに、徳川家康の伝記本の良し悪しについてがあります。これは、良本とされる家康の成功術を記した本を知人に薦められたものの、自分と家康はタイプが違うから、彼の手法をそのまま真似しても失敗してしまう、と丁重に断ったという逸話です。
このことは至極まっとうで頷ける話なのですが、この話を突き詰めると、松下幸之助の本にも同じ事がいえるのではと思えてきます。いや、彼の本にかかわらず、同種の書籍全てが同じことかもしれません。
でもここで勘違いしてはいけないのが、門戸を閉ざすというのではなく、たくさんを見聞きし、たくさんの選択肢から、自分に合った手段を選択するということが大切なんだと思います。
自分だけの世界にいれば必ず挫折や崩壊がやってきます。なぜならそれは外界の空気を吸わない偏りの存在であり続け、バランスを欠くからです。
成功者と言われる人たちの生き様には必ずより良く生きるためのヒント、物事の道理にかなった普遍的な術が隠されています。それを自分なりに吟味して取捨選択をする。
思うのは、はじめからなにも手にしないという人たちのことです。興味がないから、しない、読まない、見ない…。こうした生き様は、一見、我流でかっこよく見えるかもしれないけれど、実はもろく味気ないもの、長くは続かない限界のあるものかもしれません。