今日は、邦画『デンデラ』を観てきました。すごい映画でしたよ。姥捨て山のその後の話。



確たる日本の大女優たちが、婆となってゲスな言葉を吐きまくる…。▼下の画像、すごい迫力。



主演の浅岡ルリ子を筆頭に草笛光子、倍賞美津子、山本陽子、白川和子など総勢50人の老女たちが、捨てられた女たちの楽園『デンデラ』で生き延びていく。心に自分たちを捨てた男たちに復讐を誓って…。

圧巻なのが、100歳の長老を演じる草笛さんと捨てられたばかりの70歳の小娘役の浅岡さん（70歳は小娘なんです）。さすが舞台女優！迫力と凄みは周囲の3倍のパワーがありましたね。圧巻です！

みとごろは老婆たちの行動そのものなんですが、特にお薦めしたいのが、冒頭のルリルリの放尿シーンに、後半の猛獣×ルリちゃんの狂気の一戦。そして、まるでどこかのアトラクションのような血吹雪いっぱいのあちゃちゃシーン。正直、かなり楽しめました（不謹慎でゴメンナサイ）。

とにかく往年の女優は凄いし、素晴らしいし、肝が据わっている。これに三田先生が入っていたら完全に殿堂入りのオカマ映画に認定されていましたね。

『デンデラ』のさらなる突っ込みと賞賛は『BADIOUT7月号』にてご紹介します。

間違いなく、これでオカマのルリルリファンは100倍増えますよ。

一般公開は6月25日になります。