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i'm out now

こんにちは。元気ですか?調子はどう?欲張ったり!怒ったり、悲しんだりしてませんか? さあ、少欲知足でいきましょうw。

Category: コラム   Tags: ---

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アップルのゲイ社員からのメッセージ

アップルのLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)社員たちが、『youtube』を通して、全世界の仲間にメッセージを送っています。これは、バディジェーピィのトップニュースでもお伝えした、LGBTの自殺防止活動をおこなっているTHE TREVOR PROJECTの活動の一環です。こうした内容のものは、ちょっと偏りすぎたものが多く、正直、戸惑うものも多いのですが、彼らのメッセージはとても実直で素敵なので、伝承させてもらいます。
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1番古い記憶の頃から、すでに自分がゲイだってわかってました。私の育った環境は、なんというか一匹狼的でした。自分をとっても異質に感じました。

時に人は悪意を込めて、FaggotやDykeと私たちを呼びました。いわゆる大勢の人が当てはまる「普通」は私たちの存在を許しませんでした。高校は辛かった。誰かが他の誰かと「違う」ということが、許されないことがありました。

寝る時に、こんなのはもう嫌だ、もう目が覚めなければいいのに、朝起きたら全てなくなってればいいのに、そう願う夜もありました。

8歳の時に「自分は女の子になりたい!」と告白した時に返ってきた「気持ち悪い」の一言のせいで、ますます自分のなりたい姿を隠すようになっていました。全ての感情を人に話す事ができないことは、もちろんあります。認めてほしい、受け入れてほしいという願いは時に受け入れられないこともあります。

両親が自分のことを愛してくれているのがわかるほど、この2人は本当の自分を愛してくれるだろうかと不安に思うことがありました。本当の自分を話せば、周りから怒られるかもしれない嫌われるかもしれない、そう思うと気持ちはどんどん沈んできました。

なぜ自分はこうなんだろう? こうじゃなければ良かったのに。自殺を考えたことがあるか、と聞かれたらYESと答えざるをえません。

自殺しようと思って、両親が持っていた睡眠薬を全部飲んだことがありました。意識を失う直前に思ったのは、「もし、今がもっと良くなったら、そしてその良くなった世界に自分がいなかったら、そんなの嫌だな」ということ。

人生は驚くほど変わるんです。カミングアウトして、女性になるための準備を始めた時思ったんです、今まで自分の大きな部分をずっと隠し続けてきたんだな、と。ある日、カミングアウトしてました。自分はゲイだ!って。長い事肩にのってた重荷がふっととれた気がしたんです。

カミングアウトした後、今までにないくらい自由な軽い気持ちになりました。ついに、自分は自分になれたと思いました。自分が自分になれないなんてとんでもない。だって、自分というユニークさはそのまま自分の強さであるはずです。カミングアウトしたら、自分でも驚くけれど、それが今までの人生で自分が行った最高の事のように思えました。

1度言ってしまえば、そこからまた全てのことが楽しみになりました。これからどんなことが待ってるんだろう。誰と出会うんだろう。友達と何をするんだろう。自分のことを楽しんで話せる友達に出会えました。人生はこんなに豊かなんだと思いました。この世の誰かがこの気分を味わえないようなことがあってはいけない、そう思いました。

僕には今14年も一緒にいるパートナーがいます。誰かととても深いところでつながれるということ。

時にこれはまるで夢のようだと思う事すらあります。自分の環境が変わりすぎて幸せすぎて、自分が昔考えていた世界よりも数倍も素晴らしい、そう思うのです。これが一体どんな気持ちか、それを完璧に説明することはできません。あなた自身が経験するしかないのです。

何でも1人で抱え込まないでください。手を差し出してくれる人を見つけてください。とても難しいことのように見えるかもしれません、けれど誰かに打ち明けてみて下さい。この人は同じかもしれないと感じたら、打ち明けてみて下さい。あなたは1人じゃない。学校での人気者がとても力を持っているように見えるかもしれません、成功者のように見えるかもしれません。でも1歩外にでたら、彼らはほんの数パーセントの一部の人間にすぎません。世界を牛耳る力はない。あなたはカラを破った外の世界で自分で生きて行かなければならないのです。そこにいる彼や彼女は、あなたと同じ人間なのです。

絶対に忘れないで下さい、ほんの少しの時間が大きく何かを変えるということを。あなたが誰であっても、どこに住んでいても、どんな環境にいても、長い人生の中でほんの短い時間となる今は、いつか変わるんです。

人生を生きていく上で、素晴らしい友達と出会いかけがえのない家族を持ちます。でも、彼らはいつもそこにいてくれるとは限りません。1番辛い時暗い時、頼るべきはやはり自分自身。自分を信じて頼る事ができるということ、それがあなたにとって何よりかけがえのないものとなります。

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上記の記事は『GIZMODO』より

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プロフィール

健太郎

Author:健太郎
劇団、旅行会社を経て、1997年10月、テラ出版入社。以後、バディ一色で18年目に突入。いつの間にかバディ最古参の居候エコエコ~なアザラク社員になってしまいました(笑)。フレーフレーテラ出版んっ!

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