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i'm out now

こんにちは。元気ですか?調子はどう?欲張ったり!怒ったり、悲しんだりしてませんか? さあ、少欲知足でいきましょうw。

Category: コラム   Tags: ---

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青空1997

今日はとても疲れました。暑い気候のせいかもしれません。フル充電されていない頭を左右に振って人の話を聞くのが精一杯…(笑)。

今、2006年に刊行されたナガオカケイメンの本『ナガオカケイメンの考え方』を読み出しました。この人、デザイナーで、クリエーターとしての個性がめちゃくちゃ強く、彼の生きてきた道、考え方には、僕にとっては大きく頷ける部分がたくさんあるんです。

以前、彼の書いた恋愛日記のようなものを、何気なく手にして読みました。文章の書き方、一見いまどきで軽そうに思われるけれど、気持ちの表現の奥深さが、はんぱじゃないくらいビシビシと伝わってきて、感激した記憶が蘇ります。ちょうど彼がグッドデザイン賞をとり、名が知れ渡るようになった頃の話です。

インテリアショップと同時にリサイクルショップもし、そこで買い取れないような商品は売らない。質のいいものを売るということ。なんでもかんでも新たにデザインする必要はない。過去にもたくさんの素晴らしいデザインがあり、それを復刻させて活用する(カリモクのリバイバルは彼のやった仕事)。

デザイナーは給料もらう仕事だけのデザインをこなすなら、真のデザイナーとはいえない。仕事以外の金銭や製作条件が生まれないところで新しいものを生み出していくことが、真のクリエーターだと語っています。

好きなデザイナーは特にいないという若きデザイナーたちについてもひとこと。

今ある良質なデザインは全て過去の偉大なデザイナーたちが作り出した、もしくは影響を与えて生まれたたもの。彼らなくして、若きデザイナーの今の感覚はない。デザインについて勉強しないのにもほどがある。とのようなことを淡々と語っていました。

こんな熱い反面、その裏対側の場所にはいつも空があります。

泣くような文章ではないのに、今日の青空と、がむしゃらに働いた若き頃の青空を比べ、変わる自分と変わってはいけない自分について綴ったとページで、ほろりと涙がこぼれました。

ソウルって本当に大切なんですね。

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プロフィール

健太郎

Author:健太郎
劇団、旅行会社を経て、1997年10月、テラ出版入社。以後、バディ一色で18年目に突入。いつの間にかバディ最古参の居候エコエコ~なアザラク社員になってしまいました(笑)。フレーフレーテラ出版んっ!

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