Category: イベント
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内藤ルネ お言葉展&トークショー
今日はとあるイベントの模様をご紹介します。
『内藤ルネ お言葉展』
2009年9月19日〜11月15日
本間真夫さん&香山リカさんトークイベント
http://manuela-cafe.com/
昨日、内藤ルネさんの公私に渡りパートナーを務めていた本間さんと
TVのコメンテイターとしてもお馴染みの精神科医の香山さんとの
トークショーに行って来ました。
もちろんテーマは内藤ルネさんについて。
今回の個展にはルネさんのイラストは一切なく、
彼の生前出版した自叙伝『すべてを失くして』の中から、
心に残る言葉をピックアップして、パネルにし、展示した
言葉の展覧会でした。
そのイベントの一環として、
本間さんとルネファンの香山さんがトークを行ったわけです。
会場は東京・原宿にある、30人が入ればいっぱいになってしまう小さなカフェでした。
業界人も多く、ちょっと緊張気味で始まりを待っていると…、
黄色いシャツと赤い色のカーディガンを着た本間さんが登場。
香山さんの「ルネ先生とのご関係は…?」から
話がスタートしました。
トークショー全般に、香山さんが本間さんを通して内藤ルネの実像に迫ったわけですが、
本間さんの実直なキャラクターも手伝って、
そのやり取りはかなりきわどかったです(笑)。ときにホロリと…。
そのさわりをちょこっと…。
----------------------------------------------------------------
●ルネさんは家事はしたか?という問いに「全くしなかった」と本間さん。
掃除は?という問いに「掃除? そんなのはしない」と、一同笑う中、
「だいたいうちは誰も掃除なんてしないからさあ」とさらに大爆笑。
●ルネさんを可愛いと思うところは? 感謝する気持ちは?のくだりで、
「7億円の詐欺にあっても、当時は『しょうがない』と文句の一言もいわなかった」と本間さん。
一同、ルネさんの人柄を忍んだところで、
「でも、数年後、とある折りに『貧乏神』呼ばわりされた!」と告白。
●亡くなる前日、当時、柔らかいものしか食べられなくなっていたルネさん。
彼のために、たくさんのヨーグルトやプリンを用意したら、
それを見て「今日はお祭りみたいね」と言い残して寝室に…。
それが最後の言葉になったそう。
●最後に、52年間も連れ添ったルネさんが亡くなって寂しいですねという問いかけに、
「亡くなったのを発見した時も泣きませんでした。そんなものでしょう?
でもね、晴れた日、火葬場で煙を見たらとても悲しくなりました」と語っていました。
内藤ルネさんと本間真夫さんの関係は特別です。
そこによっちゃんという家族が加わり、複雑で稀なルネ・ファミリーが誕生します。
そのあたりの詳細は自叙伝『すべてを失くして』(小学館)に掲載されていますので、
ぜひ読んでみてください。
お言葉展は11月15日まで開催されています。
ルネさんの追悼特集
バディ2007年2月号
『内藤ルネ お言葉展』
2009年9月19日〜11月15日
本間真夫さん&香山リカさんトークイベント
http://manuela-cafe.com/
昨日、内藤ルネさんの公私に渡りパートナーを務めていた本間さんと
TVのコメンテイターとしてもお馴染みの精神科医の香山さんとの
トークショーに行って来ました。
もちろんテーマは内藤ルネさんについて。
今回の個展にはルネさんのイラストは一切なく、
彼の生前出版した自叙伝『すべてを失くして』の中から、
心に残る言葉をピックアップして、パネルにし、展示した
言葉の展覧会でした。
そのイベントの一環として、
本間さんとルネファンの香山さんがトークを行ったわけです。
会場は東京・原宿にある、30人が入ればいっぱいになってしまう小さなカフェでした。
業界人も多く、ちょっと緊張気味で始まりを待っていると…、
黄色いシャツと赤い色のカーディガンを着た本間さんが登場。
香山さんの「ルネ先生とのご関係は…?」から
話がスタートしました。
トークショー全般に、香山さんが本間さんを通して内藤ルネの実像に迫ったわけですが、
本間さんの実直なキャラクターも手伝って、
そのやり取りはかなりきわどかったです(笑)。ときにホロリと…。
そのさわりをちょこっと…。
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●ルネさんは家事はしたか?という問いに「全くしなかった」と本間さん。
掃除は?という問いに「掃除? そんなのはしない」と、一同笑う中、
「だいたいうちは誰も掃除なんてしないからさあ」とさらに大爆笑。
●ルネさんを可愛いと思うところは? 感謝する気持ちは?のくだりで、
「7億円の詐欺にあっても、当時は『しょうがない』と文句の一言もいわなかった」と本間さん。
一同、ルネさんの人柄を忍んだところで、
「でも、数年後、とある折りに『貧乏神』呼ばわりされた!」と告白。
●亡くなる前日、当時、柔らかいものしか食べられなくなっていたルネさん。
彼のために、たくさんのヨーグルトやプリンを用意したら、
それを見て「今日はお祭りみたいね」と言い残して寝室に…。
それが最後の言葉になったそう。
●最後に、52年間も連れ添ったルネさんが亡くなって寂しいですねという問いかけに、
「亡くなったのを発見した時も泣きませんでした。そんなものでしょう?
でもね、晴れた日、火葬場で煙を見たらとても悲しくなりました」と語っていました。
内藤ルネさんと本間真夫さんの関係は特別です。
そこによっちゃんという家族が加わり、複雑で稀なルネ・ファミリーが誕生します。
そのあたりの詳細は自叙伝『すべてを失くして』(小学館)に掲載されていますので、
ぜひ読んでみてください。
お言葉展は11月15日まで開催されています。
ルネさんの追悼特集
バディ2007年2月号