有名人のカムアウトは、一般人の私にとっても凄く励みになるんです。けれど一部のストレートの人にとっては捉え方が違うようです。あるサイトの書き込みには「(リッキーの)子供が可哀想」←リッキーの実子なのに!!、それに関連してゲイカップルの養子縁組についても「(ゲイのカップルを里親として)迎えられる子供が気の毒」といった書き込みがあって、心底ヘコみました。どんなに沢山の人が同性愛者の権利向上に力を注いでも、私達ゲイってその程度(子供に害を及ぼす存在)なのでしょうか。リッキーがカムアウトした日、凄く嬉しくて、凄く悲しかったです。

コメントありがとうございます。悲しくなる気持ち、とってもわかります。それでも、思うのは、ネガティブになる彼らは圧倒的に正しい知識や情報を持ち合わせていないということです。

現に日本の著名人でゲイはたくさんいますがほとんどは公にしていません。イケメン二人が恋人です、というイメージはボーイズラブの世界だけの話しなわけですね。また欧米ではゲイカップへの養子も現実に行われているのに、そうした現実を知る日本人はほとんどいないでしょう。数年に一度報道がある程度です。

その反面、どんなことでも反対、ネガティブな態度をとる人は必ず存在します。それが世の中の仕組みなんですね。プラスマイナスがなければ人間自体が存在しなくなるわけです。マイナスの意識に簡単に流されてはいけないと思います。なぜなら、それが完全な悪でなければ必ず意識を前進させる仲間はいるんものです。

リッキーがこのまま息子達を立派に育てて、また彼らが活躍してくれれば素晴らしいことだと思います。先はどうなるかわかりませんが、幸せな彼ら家族の様子が具体的に報道されれば、考えをかえる人が増えるかもしれませんね。ぐれちゃったら…それもそれです（笑）。

日本のゲイメディアは弱くて申し訳ないのですが、できる限り、多くの情報を提供していきたいと思っています。

まさかBadiの編集長さま直々にコメントを頂けるとは、有り難き幸せです。いつもブログを拝見させて頂いております。
確かに日本のゲイメディアは弱いかもしれないけれど、昔に比べてインターネットなどのネットワークはどんどん進化して、人口2000人足らずの山村に住む私が、一人ではないと感じられる「居場所」を届けてくれています(このサイトも含めて)。それはとてつもなく、心強い事なんです。
これからも陰ながら応援しております。頑張って下さい。(死なない程度に)