この間、久々さに、渋谷のタワレコに立ち寄りました。

渋谷のタワレコもリニューアルしてたんですね。新宿のように…。時代は確実に業界を飲み込んでいる。苦肉の策として、今仕様のごちゃ混ぜになってる。

かつてゲイがらみの海外書籍を一番扱っていたこの店も、もはやゲイカルチャーは不要の産物。お目当てのゲイ雑誌は見つけられませんでした。（もしかしたら、工事中の2階カフェに置かれるのかもしれませんが…）

新宿のタワレコでは、かろうじて『attitude』と『OUT』のみを取り扱っています。

こんなことや、あんなこと、業界全体を見ていると、なんだか日本のゲイカルチャーとはお祭りのような気がしてなりません。

かつては、HMVですらバディを販売していたことがあり、そのHMV（大型店舗）は今や跡形もない。だから、あの、ヒートアップしていた日本のゲイブームとやらは一体何だったのか？と、誰かの言葉ではないけれど、訝りたくもなります。

時は日々、刻々と変わる。変わらないでいるものは落ちて消えていく。ある意味、至極、当たり前の法則ですね。だからタワレコも大きく様変わりしている。

既存の形は消えて、また、サムシング・ニューが現れる。今は、新しい何かの誕生を待つ季節なのかもしれません。