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こんにちは。元気ですか?調子はどう?欲張ったり!怒ったり、悲しんだりしてませんか? さあ、少欲知足でいきましょうw。

Category: コラム   Tags: ---

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雪国から、こんにちは!

今日は過去の折れ話を…。

誰でも会社を辞めようと思ったことはあると思います。自分もたくさんあります。

まずは、入社して3ヶ月目に会社の在り方についていけなくて「自分はここでは無理」と判断し、知り合いの所で働けないかと打診しました。これは結局実らず、日々やるべき仕事に追われ、流されていきます。

それから3年後、真剣に辞めることを考えていました。3年って、結構、辞めたくなるタームで、最も多い転職時期のような気がします。この頃、ちょうど実家を建て直す話が進み、住宅ローンを組むには勤続年数が最低、3年は必要だったんですね。その3年は働き続けなければと、とりあえず頑張ったわけです。しかし、同時期に別のメインスタッフが数名辞めてしまい、続けて辞めることが難しい状況になってしまったわけです。辞めるのも早い者勝ちということでしょうか(笑)。

今考えて思うことは、3年とは正に微妙な年数で、実はここを乗り切るかどうかで、残りの人生が360度違ってしまうのではないかと思います。3年もたてばひと通りの仕事がこなせるようになる。会社の裏事情もわかってくる。いろんな知恵もついてくるわけです。仕事に自分らしさを出せる時期を迎えるわけですね。ステップアップするにはもってこいなのですが、その反面、仕事や会社に積極的になれないと、外に向くスイッチが入りやすくなるということです。僕はこの3年の山を越えられるかどうかがその人の器量を図る大きな目安になるのではと思っています。

それから7年後の10年目に3回目の辞めたいモードに突入しました。まとめ役になってからは、そうした気持ちを極力抑えて前を向いていたのですが、自分の力だけではどうしようもない出来事がたくさん起きてきて、ハードな時期だからこそ力を注がなければならない、バディの恩恵を長年享受してきた仲間が、誰一人として力を注がなかったという絶望感もあったからです。今だから言えますが、上も下も、横もめちゃくちゃでしたよ(笑)。

それでもとどまりました。なぜでしょう?わかりません。いや、よーくわかっています。

そして12年目の冬を迎えるわけです。長くて厳しい雪山を昨年末から今年にかけて登りました。さすが、自分も10年以上も全力で突っ走ってきたからもう走れません(笑)。歩くことすらままならないのに山を超えろなんて…。それも条件も装備も過去最低な内容でですよ…。

でも、人生は闘い。他者はもとより、結局、自分との闘いです。これに負けるのは自分に敗北するということ…。このみせかけのような思考を生かすしか悪条件の雪山を越える手段はありません。そう思っています。

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プロフィール

健太郎

Author:健太郎
劇団、旅行会社を経て、1997年10月、テラ出版入社。以後、バディ一色で18年目に突入。いつの間にかバディ最古参の居候エコエコ~なアザラク社員になってしまいました(笑)。フレーフレーテラ出版んっ!

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