こんなに業界不振の中でも、確実に儲けている仲間の話を聞くと、やっぱり、ビジネスの達人と凡人の差がありありとわかってくる。

あちらは達人。うちは凡人。上から下までどなた様もトータル凡人です（笑）。

バディ以前のゲイ史の詳細は薔薇族の伊藤さんや作家の伏見さんあたりがまとめているけど、バディ誕生以降のゲイシーンとゲイ雑誌の内幕についてはまとめられていないので、あると面白いかもしれません。でも需要は低そうですが（笑）。

かつて同僚だったマツコとよく話していたのが、テラ出版を本やドラマにしたらかなり面白いだろうということ。『テラ出版繁盛記』とかいうタイトルであざとくいくのがいい。

バディ編集部が新宿1丁目にあった頃の人間模様は、ハチャメチャで笑いの宝庫でした。前にも触れたけど、悲劇と喜劇は紙一重。地獄は裏返せば天国だったなんてことはありますよね？

ぜひ、いつか、全てが終わったら、テレビ東京のドラマ枠で放映出来ればなんて、勝手に考え、にやけてます。

もちろん、マツコ･デラックスはマツコ本人役。ブルボンヌはブル本人役で出演、お願いします。