物事を突き詰めると真実に突き当たり、真実から自分を抜き去ると真理に行き着く。真理には嘘や否定はなく揺るぎない絶対的な存在。不安な世の中で、誰もが確固たる何かを心の拠り所にしたいと願うもの。

今朝のニュースで、先週末のオウムの高橋逮捕に派生して、今、20代、30代の若者の新たなオウム系信者が増えており、教えも原点回帰をしていると報道されていた。

この新興宗教も、もとはブッダの仏教から派生したもので、誤った仏教の解釈と教祖独自の教義が拡大し、カルト集団化したもの。

何が正しくて何が間違いなのかは、やはり自分自身で判断するしかないわけで、それは多くの体験と勉強、それに伴う知識、バランスのとれた正しい考え方を持たないとなかなか実現できないことなのでしょう（まあ、これこそ本当の仏教が教えていること）。

お金がとてもかかるとか、言動が何かに偏り過ぎているとか、あまりオープンではない、と感じるなら、それはお薦めできないものだといって間違いないでしょうね。

自分自身の正しい見識と真理にもとづいて生きることの大切さを痛感させられる次第です。