今日はデカプリオの新作映画『シャッターアイランド』の試写会に行ってきました。




謎･謎･謎の連続で何が真実なのかわからなくなってきます。それでどれが本物で誰の何が偽りなのか…。

閉ざされた獄中病棟で女性が行方不明なる…。部屋の外鍵はかかっていたのに…。それを誰も見ていないなんて。なんか昔読んだ推理小説を思い出しました。実際に米版書籍は最後の謎解きの下りが袋とじになっているそうです。

まさに王道といえば王道のストーリー展開。でも、デカプリオがかっこ良すぎる！なんであんなかっこいい30代になれるんでしょうかね？演技も渋くてかなりいい。これって、いい仕事を選びこなしてきた結果のように思います。マーティン･スコセッシ監督が彼に入れ込み、タッグを組み続けてきた理由がよくわかります。

レオ様、無駄なアプローチがなく、様々な心の変化を巧みに演じきっていました。あと心理的な効果音も絶妙。パンフの説明どおり、心の変化を気候や音で巧み彩っていたのはとても印象的でしたね。

現実と空想？が織りなす寒々とした世界。試写室を出ると、外はまさにシャッターアイランドカラー。マジで映画の世界の延長上に押し出されたようで、妙に沈んだ気持ちがしばらく続きました。

4月9日（金）から全国ロードショーです。ぜひ観てみてください。お薦めです。