『an.an』、見ましたか？

久々にメールヌードが掲載されていますね。

『secret body／大倉忠義』のヌード写真です。


マガジンハウス／500円/2011年9月7日

でも日本の男性ヌード写真て、年を重ねるごとにかなり退化していませんか？退化というのは過激さや際どさがなくなってしまっている。

一時期は果敢にあらたな方向を模索して面白くなりそうな時期もあったのですが、2000年に入ってからは死んでいる。

どうしてこんなに中途半端なんだろう。男が脱ぐってことに抵抗や恥ずかしさがあるんでしょうね。美しい裸は見たい、そうでない体はいろいろと加工してもらう。女だから美しいとか、男だから気持ち悪いとか、本当に美的感覚のなさにがっかりきてしまいます。

では、今回の大倉忠義のヌードはどうでしょうか？

カバー写真は透明感があっていいですね。でも、全体を通してみるとなんのための裸なのかはわかりづらい。もちろん、数々の制約があり、編集の狙いのままにいけないのがこうした仕事です。大倉忠義の全裸を見れたのだからよしとすることもできます。しかし、せっかく、裸にするチャンスを得たのだから、そのチャンスを最大限にいかしてほしい。

この100パーセントの清潔感の中に、１点の汚れがあると、萌なんでしょうね（誰が？）。

バディのヌードグラビア、自分がいうのもなんですが、ちょっとおしゃれを狙い過ぎてます（全てではありませんが…）。おしゃれを目した結果のおしゃれなら、いいんですが…。

何も加えず自然でイヤらしいとか、頑張った結果官能的だったってのが一番ですね。