昨日、街に出たついでに気になっていた『コクリコ坂から』を観てきました。

結果から言うと、最悪。最悪とは、映画を見る環境が酷かった。

左耳はほぼ聞こえず、低い音はほとんど聞こえない。

日本映画だというのに半分しか内容が理解できませんでした(泣)。

当初はかなり調子がよかったんで大丈夫かなあと思っていたんだけど、まあ、大切なところが聞き取れなかった。

九ちゃんの上を向いて歩こうとあのふわふわしたテーマ曲だけがぼんやり頭の中を駆け巡っています。

レビューの中になんでアニメ？実写でいいじゃん！という意見がありますが、僕は、これはアニメで正解だと思います。実写で見るよりは数倍、夢や匂いとか雰囲気が甘美に伝わってきます。多くは生の映像より、絵というフィルターを通してそのシーンを見たほうが、温もりとして記憶に残るからです。でも、これはジブリのアニメだからですね。

以前見た、アニメ映画『カラフル』のリアルな街中は悲惨だった。写真から切り取った感じでなんの愛情もなかなった。まあ、それが狙いだったのかもしれませんが…。

なにはともあれ、体調がよくなったら今一度、鑑賞したいと思ってます。
今度こそ、思いっきり、泣きたいんです！