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こんにちは。元気ですか?調子はどう?欲張ったり!怒ったり、悲しんだりしてませんか? さあ、少欲知足でいきましょうw。

Category: コラム   Tags: ---

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蝉と真実…

昨日、久々に映画館で映画を見てきました。マスコミのいうとおり、今年のGWは目玉映画がなかったので、選択に困りましたが…。

ひとつは、『八日目の蝉』。前評判もそこそこで、内容も誘拐犯とそれを取り囲む人々の切ない話となかなか面白そう。

蝉

低い点数をつける人は中だるみがするという意見が多いのですが、それは確かに頷ける。そんなシーンをそんなに時間かけて映像にしなくてもいいよと思う箇所は多々ありました。

でもこの映画の醍醐味は、主演の井上真央と永作博美の演技力につきますね。この2人はまさに女優してましたね。あと子役も愛らしく、白々しくないいい演技に好感。ダメなのが、小池栄子ちゃん。頑張ってたけど、その頑張りが堅くて異質な感じがして残念。まあ、難しい役所だから、かなり勉強して入り込まないと薄い感じになっちゃうんだろうなぁと思いましたね。片手間じゃ難しいです。本当の両親の安さ(演技ね)は、あれはあれでちんけに見えていいのではないでしょうか?

映画はわかりやすい展開で、大きな見せ場があるわけでもありません。メインは家族愛です。どの関係性も上手くまとまらず悲劇を生むわけです。この手の映画にありがちな被害者の家族が一番可哀想なのに…という型にはまった感想しかもてないならこの映画を見る資格はないでしょうね。

まあ、日本のちやほやされている若手女優たち、中谷美紀、広末涼子、深津絵里、竹内結子とか、いつの日か本当の演技ができる、一連の受賞に恥じない俳優になってほしいと思います。

そうそう、ちなみに、タイトルの『八日目の蝉』とは、蝉は羽化してから7日間しか生きられない。もし1日長生きした蝉は仲間がいなくて悲惨な思いをするのか?それともみんなが見られなかった景色を見られて幸せなのか?というこの映画のテーマでもあります。あと、劇団ひとりはいい味だしてましたよ。

もうひとつは、『ザ・ライト/エクソシストの真実』です。これ、一連のエクソシストシリーズの続きと思うとかなりコケます(笑)。あの名優、アンソニー・ホプキンズ出演だけど、女の子の首が180度回転したり、緑色のゲロとかは飛びません。

ライト

今回はかなり現実にそくした内容で、本当にある悪魔払いの現象を実際に起きた出来事をベースに脚色されているんですね。だから僕個人的にはとても好感が持てるし、ギリギリの怖い演出を試みているのでよしとしたいのですが、あの名作エクソシストを期待する人には、残念な結果では?と思います。

アンソニー・ホプキンズの豹変した顔は脳裏に焼き付きましたが、そのくらい。主演の信仰を疑う神父役のコリンがイケメンでした。

興味のある方は、『真実』を知ってくださいな。

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プロフィール

健太郎

Author:健太郎
劇団、旅行会社を経て、1997年10月、テラ出版入社。以後、バディ一色で18年目に突入。いつの間にかバディ最古参の居候エコエコ~なアザラク社員になってしまいました(笑)。フレーフレーテラ出版んっ!

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