最近、なんだかやるせないことが多くて残念な気持ちです。

頭ではわかっていても、実際に我が身に降りかかってくると、人間はうろたえるもの。

ある件でとある高職の人とやり取りをしたのですが、明らかに『適当に』仕事をこなしている。『適当に』なる理由もわかるのですが、こちらが突っ込むと、途端にプライドを傷つけられたがごとく、攻撃的で非協力に態度を翻す。こんなことは、ある意味、日常茶飯事なんだけど、裏側に親しい人の問題があるとなると、プライド野郎を無視して済まされる問題ではないんですね。個人だけの問題ならどうとでもあしらえるのですが…。

だいぶ昔に、似たようなことが、大きな病院の医者との間にありました。治療の効果が表れないことで不安になり、様々な情報を元に指摘しなら、『インターネットの情報なんていいかげんなんだよ』と怒りを露わにして、『適当に』あしらわれました。様々な医師の見解なのに…。

そのことを母に少し愚痴ったら、『先生なんて呼ばれる人たちはプライドが高いんだから影の部分の指摘は嫌なんだよ。そんなことをしてもことは上手くいきやしないよ』と言われました。

それはそれでごもっともな話。でもこれは人間性の問題。人の弱い部分を取り扱う度合いが高ければ高い職種ほど、相手に親身になる、もしくは大人な態度をとらなけばならないのではと思うんですね。そこに高慢知己なプライドなんていりません。

人の価値とは、見かけや地位によらない、志の清らかさだと、改めて痛感させられました。