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こんにちは。元気ですか?調子はどう?欲張ったり!怒ったり、悲しんだりしてませんか? さあ、少欲知足でいきましょうw。

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カラフル

昨日は久々の劇場で映画を鑑賞してきました。一部で話題のアニメ『カラフル』です。

カラフル

自殺した男の子に別の魂が入り込み、魂の修行をするというお話です。

とにかく設定が面白いのと評判も良かったので観に行くことにしました。

まずは泣けたところは…、それぞれに問題を抱える家族の隠された優しさを知り、それをようやく正面から受け入れようとする主人公。彼が心のわだかまりを吐き出したシーンです。

いろんなシーンで10代の多感な時期の感覚が蘇り、切ない気持ちにもなりました。母親のおせっかいな優しさもわかります。兄弟の兄弟ゆえの壁もわかります。親友が欲しいという切望もわかります。そして親の神聖さの希望もわかります。全て10代の若き心が繰り広げる葛藤ですね。

テーマや見せ方はとても好きなのですが、一部問題視されている、背景のリアリティの是非は、自分としてはやはり違和感がありました。これは狙ったのかもしれないけど、作品全体として観たときはちょっとチープに思えました。

あと、終わり方ですね。もちろん原作があるから仕方がないのですが、僕としては、最後まで死をしっかりと描き切って欲しかった。詳しく語るとネタばれしちゃうのでできませんが、自らの死とはそんなに優しく甘美なものではなく、もっと過酷で厳しく罪深いもの。こども向けとはいえど、事実というか、現実を知らしめるのは大切なこと。ラストでハッピーファンタジーにならなければ、大人の心もえぐる一級のアニメになったのではないかと思います。でもこれって、そもそもアニメである必要性があったのかなあ…(汗)?

最後に、カラフルであることは、僕らにもつながる、多様性を受け入れようというメッセージでもあります。

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プロフィール

健太郎

Author:健太郎
劇団、旅行会社を経て、1997年10月、テラ出版入社。以後、バディ一色で18年目に突入。いつの間にかバディ最古参の居候エコエコ~なアザラク社員になってしまいました(笑)。フレーフレーテラ出版んっ!

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