昨日の東京プライドパレードについて、全体の感想を。

前回のパレードとあきらかに違うのは、規制でフロートにはパフォーマーが乗車できなかったこと。ブースは一般企業が増えていたということでしょうか？

フロートに関して言えば、過去の華やかなフロートや札幌のフロートの存在を知っているぶん、残念な気持ちが残ります。しかし、現実のルールにそくして今までを引き継ぐのなら致し方ないかもしれませんね。または、今後は今まで通りという概念を取り外してパレードの形、方法を考えるのもありなのかもしれません。規制がなかなか緩まないレインボー祭りもしかりです。

『何のためにパレードをするのか？』という命題がつねにつきまとうこのイベントですが、僕自身、最近思うのは、自身の存在のアピールもそうですが、仲間同士の社交場的要素が一番強いような気がします。現に前ブログに記したように、懐かしい人々にまとめて会うこともできたし、別のセクシュアルマイノリティの人達と出会い、いろいろ感じられる。普段の生活の流れではなかなか出会えない人々です。

誰もが毎年楽しみに待つ、最高の社交場になることを願っています。それには、参加者がもう少し絡めるステージ作りや、しかけも大切なのかもしれませんね。