Category: コラム
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ホイットニーと2丁目
今、iPodに入っているホイットニー・ヒューストンのデビューから最新アルバムまでを聴きまくっています。なんとなく悲しさを伴いながら…。
ホイットニーといえば正に自分の青春時代をともにした元祖パワフルディーバ。『すべてをあなたに』なんて聴いたときは美しい過ぎて頭がぶっ飛びました(笑)。それくらいの衝撃でした。それにスーパー美人! 天は2物を与えたか…とうろたえもしましたが、晩年はかなり波乱万丈な人生を歩みます(そう言えばペチャパイでしたね)。
新アルバムがリリースされ、まあまあの前評判だったのですが、YouTubeで見聞きした映像はかつてのディーバとは程遠い姿で、痛々しくて観ていられませんでした。曲は『あなたを見ている』と『私の強さに気づかないでいた』とまんま彼女の今の心境なわけです。確かに曲はいいんだけど、かつての美声はどこへやら。まあ、本人が一番辛いんでしょうが…。
案の定、東京スタートの世界ツアーもボロボロ。体力もともなわず、いくつかは中止になってしまいました。
スターにはに二通りあって、一つはホイットニーのように流れに身を任せて生きるタイプ。そして大きな夢や野望を持たない家庭の幸せを選択する百恵ちゃんタイプ。もう一つは、マドンナのように野心と野望、名声とお金を持ち続けるために計画性を持って仕事に挑む戦略家タイプ。周りに流されず、自分をコントロールできる人です。自分をしっかり制してきたからマドンナは今なおトップランナーとして厳しいショウビズの世界を生き抜いているわけですね。
「えな~いあ~」の頃には過去最大の幸せと名声を手に入れたホイットニーですが、その後、ヒットを飛ばせずくすぶる旦那から度重なる暴力受け、遂に離婚。また、ドラッグで捕まったり、数々の奇行が報じられたり、怪しげな宗教にハマったり…。そんな時に今度は親戚のディオンヌ・ワーウィック(彼女の歌声も逸品)までドラッグで捕まっつゃうなんて、血筋か?スターが故のプレッシャーか?またまたやりきれなくなったのを思い出しました。
だから、悲しくて悲しくて、彼女の曲をまともに聴くことはできないんです。
そうした流れの末、顔がちょい崩れ、ガラガラ声になった歌姫ホイットニー。涙なしでは新曲は聞けないのです。
そんな気分で二丁目を歩いていたら、ホイットニーがブレイクしだした時代の、これまたブレイクを切望していた健太郎が見えてきましたした。正に高校2年生の男の子…。
実は今のテラ出版のあるビルあたりを25年前の自分が靖国通りをはさんで八千代銀行側から眺めていていたんですね。僕が初めて新宿二丁目に訪れたときの話です。視線の先にあったのはルミエールの前身『エレクト』です!たぶん今の辰巳出版のあたりにあったんだと思います。今の職場も上司も、実は25年前から関わりがあったわけです(笑)。なんだか怖い話ですね。
最寄り駅に着いてしまいました。驚きの続きはまた今度で…。
ホイットニーといえば正に自分の青春時代をともにした元祖パワフルディーバ。『すべてをあなたに』なんて聴いたときは美しい過ぎて頭がぶっ飛びました(笑)。それくらいの衝撃でした。それにスーパー美人! 天は2物を与えたか…とうろたえもしましたが、晩年はかなり波乱万丈な人生を歩みます(そう言えばペチャパイでしたね)。
新アルバムがリリースされ、まあまあの前評判だったのですが、YouTubeで見聞きした映像はかつてのディーバとは程遠い姿で、痛々しくて観ていられませんでした。曲は『あなたを見ている』と『私の強さに気づかないでいた』とまんま彼女の今の心境なわけです。確かに曲はいいんだけど、かつての美声はどこへやら。まあ、本人が一番辛いんでしょうが…。
案の定、東京スタートの世界ツアーもボロボロ。体力もともなわず、いくつかは中止になってしまいました。
スターにはに二通りあって、一つはホイットニーのように流れに身を任せて生きるタイプ。そして大きな夢や野望を持たない家庭の幸せを選択する百恵ちゃんタイプ。もう一つは、マドンナのように野心と野望、名声とお金を持ち続けるために計画性を持って仕事に挑む戦略家タイプ。周りに流されず、自分をコントロールできる人です。自分をしっかり制してきたからマドンナは今なおトップランナーとして厳しいショウビズの世界を生き抜いているわけですね。
「えな~いあ~」の頃には過去最大の幸せと名声を手に入れたホイットニーですが、その後、ヒットを飛ばせずくすぶる旦那から度重なる暴力受け、遂に離婚。また、ドラッグで捕まったり、数々の奇行が報じられたり、怪しげな宗教にハマったり…。そんな時に今度は親戚のディオンヌ・ワーウィック(彼女の歌声も逸品)までドラッグで捕まっつゃうなんて、血筋か?スターが故のプレッシャーか?またまたやりきれなくなったのを思い出しました。
だから、悲しくて悲しくて、彼女の曲をまともに聴くことはできないんです。
そうした流れの末、顔がちょい崩れ、ガラガラ声になった歌姫ホイットニー。涙なしでは新曲は聞けないのです。
そんな気分で二丁目を歩いていたら、ホイットニーがブレイクしだした時代の、これまたブレイクを切望していた健太郎が見えてきましたした。正に高校2年生の男の子…。
実は今のテラ出版のあるビルあたりを25年前の自分が靖国通りをはさんで八千代銀行側から眺めていていたんですね。僕が初めて新宿二丁目に訪れたときの話です。視線の先にあったのはルミエールの前身『エレクト』です!たぶん今の辰巳出版のあたりにあったんだと思います。今の職場も上司も、実は25年前から関わりがあったわけです(笑)。なんだか怖い話ですね。
最寄り駅に着いてしまいました。驚きの続きはまた今度で…。