僕の友達、というか知り合いに、友達の重要性をひじょーに強調する人がいます（笑）。



世の中で一番大切なものは、どうやら、友達、親友だそうで。何をおいても、おともだち！ 家族よりも、おともだち（笑）。

だいぶ前に、このテーマで、大いにやりあい、絶縁寸前までに行きかけたけど、なんだか、時が、その歪みを和らげて、というか、靄をかけてくれて（笑）、また、ここ数年、元の状態に近い感じでやりとりしてるのですが…。でも、やはり、なんやかんやで、滲み出る、彼の友達過多な精神論に、ヘキヘキになることがあります。

僕個人としては、人はみなひとり、これが揺るぎない世の中の真理だと確信しています。だからと言って、排他的になるわけでもなく、人間的な関係性を全ての人と断絶するということではありません。

根本的にひとりだからこそ、他の人といるときはなるべくその一緒に居られる時間を大切にしようと心がけるし、また、過度に他人に期待やらお願いなんかはしないんですね。人は誰かに頼れるとか、したこことおんなじことを自分にも返してもらえるとか、勝手に妄想しちゃうから、物事がややこしくなってしまうわけで（笑）。

ひとはみなひとり、だという揺るぎない現実を受け入れられるなら、世の中は、今よりは生きやすくなることは確実です。まあこれは何も自分が勝手に思いついたことではなく、2500年前にブッダが悟った究極の真理なんですよね。

何てことを、その、友達至上主義の知り合いに話すと、激怒するわけです。友達同士で助け合うのはとても大切なこと。だから、僕は友達が困ってるときは必ず助けるって…。

そんなこんなで、自分が休職中には、しきりに何か困ってることがあれば言ってくれ、できることは何でもするから遠慮しないでって…。とってもありがたいんだけど、彼ができることには限界があるし、彼にお金やら仕事のあっせんを頼むことはできないんです。

いつもあまりいい返事をしないと、その態度に逆ギレされたり（笑）、自ら連絡しないと友達として自分を大切に思ってくれてないのかと、罵られたり（笑）。えっー、友達なら、混乱を彷徨う自分を少しはそっとしておいてくれよって（笑）。

そんな友達を押し売りするくせに、自分は彼の誕生日を祝ったのに、自分の誕生日は完全スルー（笑）。退職した時にかなり落ちていて、唯一お願いした、じゃ元気をつけさせてよ、なんか喜ばせて、と食事を誘ってもらったら、励ますどころが自分の話だけして終わり。おいおい、気を利かせて少しは面白い話しろよ（笑）。

こんなことがあるから、余計に、彼の押し売る友達に懐疑的になってしまうんですよね（笑）

さて、友達？親友？って、一体、何なんでしょうね？？？