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こんにちは。元気ですか?調子はどう?欲張ったり!怒ったり、悲しんだりしてませんか? さあ、少欲知足でいきましょうw。

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思い出のマーニー

ジブリの最新映画『思い出のマーニー』を見て来ました!



この映画、ネット評が良いか悪いかの二極化しているので面白いですね。

比較的、バランス感覚があると自負する(笑)自分の観賞後の評価は…というと、ズバリ、まあまあの出来でしたね。決して駄作ではなく、かといって最優秀作というものでもないかなあという感じです。秀作でしょうか(笑)。

これを著しく低評価する人たちは、単純にジェットコースターのようなわかりやすく、興奮しやすい内容の作品を求めているので、日常の淡々とした話とそこに現実と曖昧な空想のような世界や、日本と外国が混ざったような世界が組み込まれることを、中途半端に感じたり、感情移入出来ずに、モヤモヤしてくるんでしょうね。

しかし、この点においては、決してデタラメに作られているわけではなく、低評価をする人たちの言うようなストーリー性に一貫性がなかったり、不必要なシーンがランダムに組み込まれているわではなりません。そこの部分を読み取れないのは、まあ、その人の経験や感性の種類の問題ではと思います。無邪気で屈託のない子供もいれば、感性の鋭い、繊細過ぎる子供もいます。後者だった自分としては繊細すぎる杏奈の周囲に対する心の微妙な変化は、大方、納得できましたね。

中盤後半でネタバレしちゃうって話については、確かに、そこを重視する人にはなんだかなという感じでしょう。ある意味、それは同感できます。エンターテインメントとして見るなら、もう少し、驚きは最後にどーっと出すように、作り手に工夫をして欲しいところ。だって、一般的に言うなら、観客は最後の最後でビックリしたいんですから(笑)。

その一方で、ネタバレはこの映画で表現したいことの一部でしかなく、大切なのは美しいくゆったりと流れる風景の中で、心に傷を負った主人公が体験する心の変化にあるので、ぶっちゃけ、ストーリーを全部知ってから、見るのでも、この手の作品が好きな人には全く問題がないのではと思います。

僕自身はこの映画で涙は出なかったのですが、素晴らしいと思ったことを書くと…。

主人公の心の動き。美しい日本の風景。養生先の一見ラフそうな夫婦の暖かさ。映画で唯一恐ろしく描かれている飼料塔跡?のシーンでしょうか。ああ、フランス人形のようなマーニーも良かったですね。もちろん、ラストのエンディングソングもかなりぐっときます!

繊細なあなたは、この『思い出のマーニー』を観て涙してください!

ちなみに、自分の好きなジブリ映画は…ここ数年はなかったのですが、前回の『かぐや姫の物語』とTV放映された酷評の『ゲド戦記』ですね。『風立ちぬ』はあまり好きではありません。

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プロフィール

健太郎

Author:健太郎
劇団、旅行会社を経て、1997年10月、テラ出版入社。以後、バディ一色で18年目に突入。いつの間にかバディ最古参の居候エコエコ~なアザラク社員になってしまいました(笑)。フレーフレーテラ出版んっ!

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