Category: コラム
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『フリーフォール』観たよ!
先月、アメリカのAmazonで注文した映画『FLEE FALL』(3月下旬発売)のDVDがようやく届き、昨日、鑑賞しました。
これは、ゲイがテーマのドイツ映画で、LGBT関連の国際映画祭で数々の賞を受賞した作品なんですね。この作品のトレイラーをみて、「絶対に観たい!」と思い、待ちに待った到着での鑑賞となりました。
映画のキャッチが、「これがフロークバックマウンテンのドイツからのアンサー映画だ!」といこりゃプロークファンとしえは見逃すわけにはいきません(笑)。
内容をザックリ…
マルクは、もう時期、赤ちゃんが生まれ、奥さんと幸せに暮らす警察官。そんなおり、研修先で同室となったゲイのカイと知り合い、最初は距離を置いていたものの、ジョギングを通して、次第に親密さを増していく。ある日、ジョギングの最中に、マルクはカイから不意打ちのキスをされちゃうんですね。これをきっかけに、カイに惹かれていく自分に気付き、恐れおののくマルク。奥さんへの思いとカイへの思いが錯綜する中、カイはマルクへの想いが最高潮に達し抑えきれなくなる。やがて、奥さんは旦那に対する微妙な変化に酷く動揺し、3人の関係は最悪な状態を迎えることになるんです。そこへ、彼らの職場や両親をも巻き込み、もう、絶体絶命状態に…。そして、迎える結末は⁈
うーん、率直な感想は、『ブロークバックマウンテン』のアンサー映画、という意味合いはどこにあるのかなあと考え込んでしまいました。
とにかく設定がかなり『ブローク…』に似通っています。似ている点を上げると、主人公に奥さんと子供がいる。自分がゲイだという自覚がない。相手役はゲイライフを否定することなくそれなりに満喫している。キスシーンを目撃されてしまいゲイバレする。2人は惹かれ合うものの、結局、その恋は成就しない。恋人同士の想いはそのまま残る。違うところを探すと、主人公は若干ゲイライフに足を作っこむこと。奥さんは離婚せずに夫の元へ戻ること。そして、『ブローク…』とは違って、はっきり結末というか、夫婦の今後が曖昧で終わるところ、でしょうかね。
一番関心したところは、セックスシーン、取り分けてキスシーンに適当さがなく、真剣勝負であるところ。2人のキスはホントにエモーションナルでグッときます。最初のセックスシーンは、かなり『ブローク…』と似てるんですよね。あの、なんとも荒々しく男らしい、でもある意味うそ臭いやつですね。
個人的には、ホントにノンケが最初に男とセックスなら、もっと確かめる部分が多くて、あんなに粗野にならんだろうともうのだけど…。それか、ウケの男が主導でせックスするとかね。この辺が、実はどちらの作品にしてもなんだけ解せない。いや、もしかして、そんなにユルユルだったのかなあ?とも思ったりもするけど…。で、丸出しのチン画像も出てきます(笑)。
主役の役者、2人はとてもいい演技をしていると思いました。演技が上手い。表情を見ているだけでも、2人の関係性や気持ちがよーく伝わってくる。このへんは、ぜひ、日本のそうしたことに該当する人たちはぜひ学んでほしいいと思います。
『ブローク…』へのアンサーという点は、ネットで調べれば出てくるのかもしれませんが、個人的にその答えを出すなら、『ブローク…』は主人公がゲイワールドに一歩も踏み出せず、出そうともせずに関係が終わり、思い出として心に残すのに対して、『フリーフォール』は主人公が半歩踏み出し、それに悩み、最終的にはこのどっちつかずの状態では生きてはいけないとするところでしょうかね。あの終わり方からすると、きっと、主人公のマルクはゲイライフへと突入するのかもしれません。
日本ではなかな鑑賞できないかもしれませんが、チャンスがあればぜひ、チェックしてみてください。DVDには英語字幕がついています。
これは、ゲイがテーマのドイツ映画で、LGBT関連の国際映画祭で数々の賞を受賞した作品なんですね。この作品のトレイラーをみて、「絶対に観たい!」と思い、待ちに待った到着での鑑賞となりました。
映画のキャッチが、「これがフロークバックマウンテンのドイツからのアンサー映画だ!」といこりゃプロークファンとしえは見逃すわけにはいきません(笑)。
内容をザックリ…
マルクは、もう時期、赤ちゃんが生まれ、奥さんと幸せに暮らす警察官。そんなおり、研修先で同室となったゲイのカイと知り合い、最初は距離を置いていたものの、ジョギングを通して、次第に親密さを増していく。ある日、ジョギングの最中に、マルクはカイから不意打ちのキスをされちゃうんですね。これをきっかけに、カイに惹かれていく自分に気付き、恐れおののくマルク。奥さんへの思いとカイへの思いが錯綜する中、カイはマルクへの想いが最高潮に達し抑えきれなくなる。やがて、奥さんは旦那に対する微妙な変化に酷く動揺し、3人の関係は最悪な状態を迎えることになるんです。そこへ、彼らの職場や両親をも巻き込み、もう、絶体絶命状態に…。そして、迎える結末は⁈
うーん、率直な感想は、『ブロークバックマウンテン』のアンサー映画、という意味合いはどこにあるのかなあと考え込んでしまいました。
とにかく設定がかなり『ブローク…』に似通っています。似ている点を上げると、主人公に奥さんと子供がいる。自分がゲイだという自覚がない。相手役はゲイライフを否定することなくそれなりに満喫している。キスシーンを目撃されてしまいゲイバレする。2人は惹かれ合うものの、結局、その恋は成就しない。恋人同士の想いはそのまま残る。違うところを探すと、主人公は若干ゲイライフに足を作っこむこと。奥さんは離婚せずに夫の元へ戻ること。そして、『ブローク…』とは違って、はっきり結末というか、夫婦の今後が曖昧で終わるところ、でしょうかね。
一番関心したところは、セックスシーン、取り分けてキスシーンに適当さがなく、真剣勝負であるところ。2人のキスはホントにエモーションナルでグッときます。最初のセックスシーンは、かなり『ブローク…』と似てるんですよね。あの、なんとも荒々しく男らしい、でもある意味うそ臭いやつですね。
個人的には、ホントにノンケが最初に男とセックスなら、もっと確かめる部分が多くて、あんなに粗野にならんだろうともうのだけど…。それか、ウケの男が主導でせックスするとかね。この辺が、実はどちらの作品にしてもなんだけ解せない。いや、もしかして、そんなにユルユルだったのかなあ?とも思ったりもするけど…。で、丸出しのチン画像も出てきます(笑)。
主役の役者、2人はとてもいい演技をしていると思いました。演技が上手い。表情を見ているだけでも、2人の関係性や気持ちがよーく伝わってくる。このへんは、ぜひ、日本のそうしたことに該当する人たちはぜひ学んでほしいいと思います。
『ブローク…』へのアンサーという点は、ネットで調べれば出てくるのかもしれませんが、個人的にその答えを出すなら、『ブローク…』は主人公がゲイワールドに一歩も踏み出せず、出そうともせずに関係が終わり、思い出として心に残すのに対して、『フリーフォール』は主人公が半歩踏み出し、それに悩み、最終的にはこのどっちつかずの状態では生きてはいけないとするところでしょうかね。あの終わり方からすると、きっと、主人公のマルクはゲイライフへと突入するのかもしれません。
日本ではなかな鑑賞できないかもしれませんが、チャンスがあればぜひ、チェックしてみてください。DVDには英語字幕がついています。